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2017.11.21 カテゴリ | 製品レポート

冬にぴったり!クィーンウールレッグウォーマーでおしゃれに冷えとり

BL9A9694今年も寒い冬がやってきましたね。
シルクふぁみりぃには、冬のレッグウォーマーの代表選手として「クィーンウールレッグウォーマー」があります。見るからにあたたかそうな風合いとしっかりとした厚みで、寒い冬の心強い味方になってくれます。今日はそんな「クィーンウール」の魅力とおすすめポイントをお伝えしたいと思います。

 

紡毛でも防縮加工はしていません

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前回「シルクふぁみりぃのウールスパッツがチクチクしない理由」で梳毛と紡毛のお話をさせていただきました。梳毛ウールは紡毛に比べると表面がなめらかで刺激も少ないことから、シルクふぁみりぃではウールを使った殆んどの商品に梳毛ウールを使用しています。そんな中で紡毛ウールを使用した数少ない商品が「クィーンウールレッグウォーマー」です。
紡毛は短い毛足の原毛を紡績して糸を作ります。 繊維の方向を揃えず太さも均一にはしないで、糸そのもののやわらかさを生かすため撚りを甘く仕上げることで、糸の表面がふわふわと毛羽立っていて保温性に富んでいます。そして、そのあたたかい見た目は、冬のデザインにとても適しています。でも、残念なことに紡毛には洗濯をすると縮むというウールの性質が強く出てしまうのです。

ウールは、人間の毛髪と同じように繊維表面がギザギザしておりウロコ状になっています。 このウロコ(スケール)は乾燥状態だと閉じており、繊維同士を動かしてもからみにくいですが、水の中だとスケールが開いてしまい、更に水中で動かすことにより繊維同士がからみ合い、硬化(硬くなる)や収縮(縮み)を引き起こします。こうした現象を「フェルト収縮」と言い、これが縮みの原因です。そのため縮みやすい紡毛にはスケールの突起をなくしたり、樹脂で固めて表面上なめらかにしたりする防縮加工を施した糸が多く存在します。お手入れが楽になる防縮加工なのですが、一方でスケールによってもたらされていたウールの吸放湿性能が低下してしまうデメリットが生じてしまいます。

ウールの良さを低減してしまう「防縮加工」を施していない紡毛糸を探す中で、シルクふぁみりぃではスーパー・ジーという糸にたどり着きました。この糸はニュージーランドの南島に位置するクック島山岳地帯で飼育されている羊から取れる、平均繊維直径が16μというカシミヤに匹敵する希少な超極細ウールです。普通の高級ウールの2倍ほどもする高価な糸ですが、この糸を採用したことで紡毛であってもチクチク感を感じにくい、またお洗濯によるダメージが少なく毛玉もさほど気にならないあたたかいレッグウォーマーが誕生しました。

 

クィーンウールおすすめポイント

1.見た目が冬にぴったり

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しっかりした厚地にリブ編みの模様が可愛く、冬のスタイルにとてもよく似合います。お色は2色ご用意していますが、どちらも合わせやすくて人気も同じくらいあります。長さはレギュラーのものと太ももまでカバーできるロング丈のものと2種類で、ロング丈のものに同じクィーンウールを使用した「クィーンウール カバーショーツ」と「重ね履き用 クィーンウール靴下」を重ねればセパレートタイツのようにも使っていただけます。

 

2.ウールなのにお洗濯によるダメージが少ない

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お洗濯方法にもよるとは思いますが、ウールはどうしてもお洗濯によって縮んだり毛玉ができてしまいます。クィーンウールは比較的そのようなダメージが少ないので長い間きれいな状態で着用していただけるのが特徴です。写真の洗濯後のものはタンブラー乾燥までしたものなので、編み目は縮んでしまっていますが、ふわふわに仕上がっています。

 

さいごに

いかにもウール!でも素肌にそのまま着けても大丈夫なくらいチクチクしにくい「クィーンウールレッグウォーマー」は寒い季節にとても重宝します。お客様からよくいただく質問に、ヤクのレッグウォーマーとどっちがあたたかいの?というものがあります。あたたかさというのは本当に個人差が大きくて、スタッフの間でも意見が分かれるところです。ご予算が許すならば、ぜひ2種類お買い求めいただいて「私はクィーンウール推しだわ!」など楽しんでいただければと思います。

 

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