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2017.11.21 カテゴリ | 製品レポート

シルクふぁみりぃのウールスパッツがチクチクしない理由

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シルクふぁみりぃで長年お客様に愛されている商品の1つに「ウールスパッツ」があります。名前のとおりウールを99%も使用したスパッツなのですが、不思議なことに全くと言っていいほど履いていてもチクチクしないのです。このスパッツを履かれたお客様からはウールに対する概念が変わったというお声をよくいただきます。今までのウール=チクチクするという思い込みは何だったのか、またシルクふぁみりぃの「ウールスパッツ」はなぜチクチクしないのか、今回はその理由をはじめウールの特質などお伝えしていきたいと思います。

 

梳毛と紡毛

「梳毛」と書いて「そもう」と読みます。羊毛や獣毛を紡いで糸にしたものが毛糸となりますが、糸にするときに繊維を櫛でよく梳いて短い繊維を取り除いたり、 繊維の方向を平行に揃えて紡いだ糸を梳毛糸と言います。繊維を直線状に引き伸ばすと同時に、平行状態に並べて撚りをかけるため、撚りが強く細い表面に艶のある糸になります。一方の紡毛はこの梳毛工程を経ずに短い毛が混入していたり、向きが揃わないまま紡いだ糸のことを言います。梳毛の時と異なり、紡毛は縦横に交錯していているため撚りが甘く毛羽(ケバ)のある、ふっくらとした風合いの糸になります。梳毛糸は紡毛糸に比べ紡績工程が多いため同じ混率の糸でも値段が大幅に高くなっています。
例えばカシミヤの糸にも梳毛と紡毛があります。カシミヤは冬季の気温が氷点下約30度程度にまで下がるような地方に住むカシミヤ山羊からできています。山羊の身体には厳冬から身を護るため通常の粗い毛の下に非常に細いウブ毛が生えていて、このウブ毛がカシミヤ繊維になります。ウブ毛を分ける作業には多くの人手が必要で、技術的にも難しい作業なうえに整毛されたウブ毛は原毛の半分以下になるとなれば、カシミヤがいかに希少なものか想像がつきます。そんな中でも「梳毛カシミヤ」と「紡毛カシミヤ」では、同じカシミヤ100%でも1kgあたり1万円以上違う糸も存在するのです。
ウールがチクチクして素肌に着れない理由は敏感肌であったり、羊毛に対するアレルギーであったり様々な要因があるかと思いますが、その1つとして、長さの短い太いウールが生地の表面に突き出し肌に刺激を与えるからと考えられます。もうお気づきだと思いますが、シルクふぁみりぃの「ウールスパッツ」は「梳毛ウール」を使用しています。さらにスパッツとしての弾力性を持たせるために必要な弾性糸は、髪の毛よりも細いものをウールの中心に入れることでお肌には直接触れないようにするこだわりぶりなのです。今までウールのスパッツはチクチクするからと敬遠していたお客様にぜひ試していただきたいと思います。

 

ウールの特質

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1.熱伝導率が低く保温性に優れている

熱伝導率とは高温の物質から低温の物質への熱が伝わる速さを数値化したものです。数値が大きければ大きい程、熱が伝わりやすいということになります。熱伝道率の高い麻とは逆で、一度温まったらなかなか体温を逃がしません。触ったらすぐに体温で温まり、温まった熱を逃がしにくいのでヒヤッとせず、あたたかいのです。

 

2.吸湿・放湿性に優れている

羊毛は、吸湿性・放湿性ともに優れています。発汗による湿気を吸収し、その水分はすぐに発散されます。羊毛の吸湿力は綿の約2倍、ポリエステルの約40倍ともいわれ、繊維の中でもずば抜けています。この優れた吸・放湿力により、羊毛製品はジメジメせず、ムレずにサラリと快適に過ごせます。

 

3.汗冷えしない

羊毛は汗や湿気を吸った後にそのまま濡れているのではなく、吸着熱を発生させます。
よく言われているのは冬山で遭難した時、綿の肌着は濡れてしまい体を冷やしてしまいますが羊毛の肌着は熱が発生するので汗冷えしません。汗をかいてもきちんと汗を発散させ、体温を奪わずに調節してくれます。

 

4.燃えにくい

羊毛は人間の毛と同じタンパク質でできています。燃やしても炎を出して燃えず、焼けた部分が黒色の玉になりこげる臭いがしますが、自然に鎮火します。このため寝具や子供服に最適で、建築資材としても見直されてきています。

 

5.汚れにくい

羊毛繊維の表面は人間の毛と同じエピキューティクルという薄い膜で覆われています。
その膜は撥水性が高いので雨や水滴などは表面で弾きます。さらに羊毛繊維は水分を含んでいるので静電気を起こしにくいといわれ、汚れやホコリが付きにくく、ポリエステルやナイロンは静電気を起こすのでチリやホコリを寄せつけやすいですが、羊毛はこの心配がいりません。

 

6.弾力性に富む

羊毛の縮れは衝撃を和らげ圧力を分散させる特性があります。(腰痛・床ずれ防止に役立つ)
又引き伸ばしたり、曲げたりした後に元に戻る性質に優れており、形が崩れにくく、回復力が強く、弾力性が高く、耐久性に富みます。

“引用:ウールの不思議な特徴

 

さいごに

いかがでしたか?ウールは重ね履きをする時にもシルクに綿を重ねる場合よりデトックス効果が高いと言われています。1枚で素肌に履いていただいてもチクチクしない「ウールスパッツ」ですが、絹のロングパンティの上に重ねていただければ寒い季節にも負けない冷えとりが完成します。皆さんもぜひ一度お試しくださいね。

 

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