足が冷えるからと言って、足先ばかり温めていませんか?確かに、冷えを感じている足先を温めてあげることは即効性があり、効果的な冷え対策といえます。ですが、足先が冷えるのはそこに至るまでの血液が冷えてしまっているのが原因なので、足先だけを温めたとしても根本的な解決にはなりません。足首やふくらはぎなど、足先に至るまでに血液を温めてあげることでより効果的に冷えとりをすることができます。特にふくらはぎは”第二の心臓”と呼ばれるほど全身の血流に関わっている大切な場所です。そこで今回は、足首やふくらはぎをあたためることの大切さをお伝えしたいと思います。
ふくらはぎの役割
なぜ、ふくらはぎは”第二の心臓”と呼ばれているかご存知でしょうか。心臓といえば、酸素を多く含んだ新しい血液を全身へ送るポンプの役割をしています。それに対し、ふくらはぎは二酸化炭素を多く含んだ古い血液を心臓に戻すポンプの役割をしています。心臓には下半身の血液を引き上げる力はないため、ふくらはぎがそれを担っているのです。その機能が落ちてしまうと下半身に血液が滞留してしまい血液循環がうまくできなくなってしまうので、ふくらはぎの役割は非常に重要といえるのです。
ふくらはぎが冷えるとどうなるの?
ふくらはぎが冷えると、身体全体が冷えると言われています。重力によって、下半身には全身の約70%の血液が集まっていることから、ふくらはぎが冷えると心臓へ戻る血液も冷えてしまい体が冷えていると感じるのです。健康な人のふくらはぎは柔らかく柔軟性があるのですが、冷えてくると筋肉や血管の柔軟性がなくなりポンプ機能も低下してしまいます。その結果、全身の血液が冷えてしまうとともに血液循環も悪くなり、体内の老廃物や脂肪も排出されにくくなってしまいます。
あたためる方法
マッサージする
ふくらはぎをマッサージすると、飛躍的に血流がよくなり体もあたたかくなります。なぜなら、下半身には身体の70%の血液が集まっているので、血流を良くしてあげることで身体全体があたたまるのです。マッサージのポイントは、あまり強く押しすぎず少し痛みを感じる程度で深呼吸しながら行うことです。また、タイミングですが、入浴時の血行が良くなっている時や寝る前のリラックスタイムがおすすめです。
レッグウォーマーであたためる
現在いろいろな健康法が紹介されておりますが、一番大切なことは”老若男女問わず、毎日簡単に続けられること”です。上記で言ったように、マッサージをすることで体をあたためることもできますが、それと同じ効果がありどこでも簡単にできるのがレッグウォーマーであたためることです。適度な締め付けがある物の方がより効果的にあたためることができます。着衣によって圧迫を与えると、毛細血管のような細い血管を圧迫して血流量を減らし、太い血管を使って心臓に血液を戻す働きをするからです。
筋トレをする
ふくらはぎのポンプ機能は筋肉によって稼働していますが、下半身には、全身の70%もの筋肉が集まっています。ふくらはぎを鍛えることで、下半身から上半身へのポンプ機能が上がり血行が良くなります。また、筋肉が熱も生み出すので代謝が上がり、効率よく体をあたためることができます。ふくらはぎの筋肉を鍛えるには、早歩きがおすすめです。
ふくらはぎを冷やさない生活
シルクふぁみりぃのおすすめレッグウォーマーをご紹介いたします。
【 絹レッグウォーマー 薄地 】
薄地なので、パンツの下に履いても外に響かないデザインになっています。生成は少しかためなのでずり落ちずに履いていただけ、黒は生成比べふんわりなめらかでしっとりしているので就寝時に履くとゆったり快適につけていただけます。春夏や冷えとりビギナーの方には使いやすいかと思います。
【 アンゼリカ トゥレス レッグウォーマー 】
適度な締め付けで血液の循環も良くなり、足がよりあたたまる効果があります。ふくらはぎから踵まですっぽり覆ってくれるので、足のケアにも最適です。ただ、丈が少し長めなので、背の低い方には足首付近で余ってしまうかもしれません。
【 無染色ヤク100%レッグウォーマー 】
とにかくあたたかいレッグウォーマーです。適度な厚みやフィット感があり、リブ編みなので良く伸びるのが特徴です。素肌につけていただくのはもちろん、タイツやスパッツの上に重ねていただいても締め付けずゆったり履くことができます。
まとめ
いかがでしたか?冷えを解消することが健康な身体の基本となりますが、その基本を作るためには血液を送るポンプを正常に働かせることがとても大切です。皆さんも自分に合った冷え対策を見つけて取り入れてみてくださいね。
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