みなさま、こんにちは。スタッフのりょうです。
最近娘といっしょにバレーボールにはまっています!
運動音痴なので、かなり下手くそですが楽しんで遊んでいます。
皆様は「せいろ」ってどのようなイメージをお持ちですか?
竹や木を編んで作られた、中国で生まれた蒸し料理用の調理器具です。
私は普段せいろを愛用してますがまわりでなかなか使用している声を聞けず、少々さみしく感じているのです…。なので今回はせいろの魅力をお話したいと思います!
せいろの見た目のイメージからか上級者向きのキッチン用品のように感じでしまいがちですが、実はとっても手軽に使えるキッチン用品なのです。
せいろのメリット
せいろを使った蒸し料理はふっくらと仕上がり美味しさも格別です。
水分を利用するのでふっくらと仕上がり、時間がたってもパサつきにくいです。
野菜も茹でるよりも水っぽくなりにくく栄養も逃しません。肉の余分な油が落ちてヘルシーに仕上がるのも嬉しいですね。
点心、温野菜、蒸し芋はもちろんですが、冷凍したパンやご飯も美味しく蘇らせることができます。(冷凍ご飯は本当に炊きたてのようになります!)
また細かい調理の必要はなく、ほったらかしで調理してくれるところも魅力の一つです。(私は朝、身支度をしている間に火にかけて、朝ご飯やお弁当のおかずを一緒に蒸したりしています!)
火のそばにずっといなくてもいいので暑い夏でも料理が苦にならないのもいいですよね。
そして何より私がせいろを気に入っている理由は、食卓にそのまま出せること。
いつもの何気ない食卓風景にせいろが加わることにより、シンプルな蒸し料理も豪華になり素敵に演出できます。友人が集まったときも喜んでいただけます。
熱々のものがでてくると気分があがりますよね。笑
せいろの使い方
1.せいろは水で濡らす
まず全体をさっとぬらし、水気を切ってから使用します。
食材の匂いと水分がしみるのを防ぐのと、焦げ付きを防ぐためです。
2.せいろをのせる鍋に湯を沸かす
お湯は余裕をもってたっぷり沸かせます。お湯がなくなるとお鍋が焦げてしまうので注意です。
3.食材をせいろに並べ鍋にのせる
火の通りやすいものは厚く、火の通りにくいものは薄く。
お肉を蒸す時はクッキングシートやキャベツを敷いてから並べたほうが、匂い移りがせずせいろが長持ちします。
我が家ではこんなふうにお鍋にのせて使っています。
ぴったりサイズのお鍋やフライパンがない場合は、蒸し板を使ってお鍋とせいろの間に隙間ができないようにしましょう。隙間ができてしまうと蒸気が漏れてしまうのでうまく蒸すことができません。
4.中火にかけて蒸します
蒸し料理は食材にじんわり熱が入るので食材が焦げる心配はありません。
タイマーをかけておけばコンロの前でじっと待つ必要もありません。
食材をせいろに並べるだけで簡単に調理完了です。
私は温野菜の時はつけダレなど小鉢に入れても一緒に蒸しちゃいます!
お手入れには注意
せいろは無塗装の木製品なので、普通の調理器具と同じように流水で洗うと浸透した水分が乾ききらずカビの繁殖の原因になってしまいます。
使用後は湿らせた布巾などで拭くだけが理想的ですが、脂分で汚れてしまったときはぬるま湯でさっと洗い風通しのいいところでしっかり乾燥させましょう。
ふっくら美味しく蒸し上げてくれるうえに、食卓が華やかな雰囲気になるせいろ。
みなさまも是非使ってみてくださいね。