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2026.2.4 カテゴリ | ふぁみりぃコラム

寒暖の差がはげしい時期に嬉しい天然素材と注意点!

朝晩はやけに冷え込むのに昼間はすごい温かい異常とも言えるような温度変化が続いています。
温かいのは嬉しいですが寒暖差は疲労も溜まりやすくなるし、その日の服装も悩ましいですよね。

なによりも体温調整を頻繁に行うことで寒暖差疲労や寒暖差アレルギー、さらに自律神経系まで不調になったりします。

そんな厄介な寒暖差の強い味方になりうる天然素材と、使用する際の注意点をご紹介させてください。

シルク

人の髪の毛と非常によく似た構成のシルクはインナーに使用することでもう一枚の皮膚といった働きをしてくれます。糸の中に微細な空洞を持つシルクは人の皮膚から上がってきた水分を空洞に閉じ込めるこで肌を乾燥から守り、暖かくなってくるとゆっくり呼吸するように、自身の繊維中に取り込んだ水分を交換することで肌の衛生を保ってくれます。

機能性ではまさに万能素材と言っても過言ではないシルクですが、大きなデメリットも存在します。

それはめちゃめちゃデリケートなことです。

シルクの注意点

人の肌や、人の髪の毛とよく似た構成でできていると上記で書きましたが、つまり人の肌や人の髪の毛が傷むようなことをすると例外なくシルクもめちゃめちゃ傷みます。

お洗濯の方法や洗剤に非常に気を使うのは当然ながら、使用時にもシルクは傷みやすいです。
※洗濯については別途記事があるのでそちらをご参照ください。

シルクの良さを最大限維持できる、洗濯方法は?

特に気をつけてほしいのは湿気った状態での異素材との摩擦です。

自分の肌に同じことをしたところを想像してもらうとわかりやすいのですが、濡れた手で自分の肌を擦っても余程つよく何度も擦らないかぎりそうそう痛くはなりませんが、ナイロンやアクリル、綿など自分の肌と構成が遠いもので濡れた状態で何度も擦るとすぐに真っ赤になると思います。

寒暖差がはげしい中でシルクインナーの上に気密性の高い化繊系のアウターを着てしまうと、シルクの呼吸を妨げ蒸れてシルクが濡れたような状態になり、さらにアウターの化繊と摩擦されることで、シルクが一気に傷みます。

着用時のシルクの傷みは、その後の洗濯などで急激な毛玉や、繊維の脱落による縮みを誘発します。

私はそこまで気をつけながら生活出来ないので「自分の肌の代わりにシルクが傷ついてくれた。」と思うようにしていますが、シルク製品は価格が高いので傷むとやはり残念な気持ちになってしまいます。

最近では万能だけどデリケートすぎるシルクのために、ウォッシャブル加工というやり方も出てきています。シルクふぁみりぃでもシルクリブスパッツのシルクにはこの加工を施しています。

簡単に説明するとシルクには構造上脆い部分があるので、そこに外部からつっかえ棒のように分子を差し込んで崩れるのを防ごうという加工です。つっかえ棒の種類によって風合いや強度が変わります。
全体的に普通のシルクはサラッとしてますがウォッシャブルシルクはフワッとした仕上がりになります。

ウール

ウールもシルクと同じく人の髪の毛とよく似た構成をしています。ウール繊維の持つ独特のクリンプ(天然パーマ)が糸の中にたっぷりの空気層を作り出し、人の毛と同じように水分に接するとスケール(キューティクル)が開き水分をキャッチして保湿をしてくれます。

機能性はシルクに優るとも劣らないウールですが、シルクと比べると少々肌触りに難があります。最高級のメリノウール繊維でもシルク繊維の倍以上の太さがあり、日本で一般的に使用されるメリノウールだと3倍ほどの太さになります。メリノ種以外のウールだとそれ以上です。

日本人の肌は繊細なことが多く、一般的なメリノウールをインナーにしてしまうとチクつくことが多いです。さらに保湿のために必要なスケールは開くとチク付きを倍増させます。

ウールの注意点

基本的にはシルクの注意点と同じく湿気った状態で異素材と摩擦するとめちゃめちゃ傷みます。
さらにウールはスケールが開くので摩擦されることでウール同士でも絡み合いフェルト化と呼ばれる縮みを起こします。雨の日の手ぐしも通りにくくなる髪の毛を想像してもらうとわかりやすいと思います。

つまり、基本的にウールは水に濡らして洗濯機を使用するのには向いていません
※ウールのお手入れ方法等は別途記事があるのでそちらをご参照ください

ウールセーターの正しいお手入れ方法をご存知ですか?

ただそんなことを言ってしまうとウールを使う人がいなくなってしまうので、最近はウォッシャブル(洗える)ウールが主流です。

簡単に説明するとスケールをある程度削ってしまう加工を施したウールです。

加工にも段階があり、ちょっとだけ削ったウール、ガッツリ削ったウール、ガッツリ削ったうえナイロン樹脂で繊維を覆ったウール。の三種類を見かけます。

ちょっとだけ削ったウールは、高価なうえ、この加工を施す会社がほぼなくなってしまったため最近は全然見かけません。機能性的には未加工ウールと遜色なく縮みづらいのが特徴でした。

ガッツリ削ったウールはシルクふぁみりぃでよく使うウールです。主に絹ウール5本指靴下絹ウール5本指フィット彩り絹ウール5本指フィットなどに使っています。洗濯でそこまで縮まず、ウールらしい柔らかさとフワッと感があります。

ガッツリ削りナイロン樹脂で覆ったウールは、日本ではよく使われているウールです。ウールですがスベスベした肌触りなのが特徴です。シルクふぁみりぃではウールスパッツなど肌着に使用するのにこのウールをよく使います。最もチクつかないのも最も洗濯をしやすいのもこのウールです。

※ただ、肌触り等は糸の撚り方でもかなり変わるのであくまで参考程度です。

まとめ

肌に優しい天然素材は基本的に肌とよく似た作りをしています。

つまり肌と同じぐらい繊細ということでもあるんですね。

ウールにしてもシルクにしても濡れた状態での摩擦がとにかく大敵です。糸を作っている繊維が細ければ細いほど濡れた時の摩擦で繊維が切れやすくなったり表面が傷ついたりします。

繊維の傷みはそのまま衣類の傷みとなります。

寒暖差のはげしい時期にはシルクやウールなどの衣類の上には風通しの良いアウターもしくは吸湿、放湿性の良い素材の衣類を着ていただくのをおすすめしたいです。

ただ風通しが良かったり吸湿・放湿性の良い素材は寒い事が多いのでどちらを優先するかということになってしまうのですが・・・。

上記でも書きましたが、天然素材のインナーが傷んだ際は肌の代わりに傷ついてくれたと思って丁寧にお手入れしてあげるのも良いと思います。

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