能登半島地震　支援窓口について

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2024.2.28 カテゴリ | 未分類

能登半島地震　支援窓口について

いま、能登について色々な情報を目にします。

でも、そもそも能登半島とはどんなところなのかあまり詳しくは知らないという方も多いと思います。

かくいう私も数回訪れたことがある程度で、それほど詳しくありませんでした。

そこで、今回は能登半島の基礎知識から、気になることまで、色々と調べてみました。

そもそも能登半島ってどんなところ？

能登半島（のとはんとう）は、北陸地方の中央付近から日本海へ、北に向けて突き出たかたちの半島です。
日本国内の日本海側海岸線の中では、最も突出面積が大きい半島でもあります。

低い山と丘陵が多いことが特徴で、三方を海に囲まれています。
能登半島一周分の距離は約300㎞あります。車で走っても、一周するのに4時間半以上かかる計算です。

能登の歴史って？

能登半島は古くから交易で栄えた土地で、特に江戸時代に繁栄を極めました。
海を使い、「北前船」と呼ばれる交易船で、経済の中心地だった大阪・京都と商いを繰り返し、巨万の富を築くに至りました。やがて交易の中心は、海路から、鉄道や道路などの陸路へと移っていきましたが、当時築かれた歴史的遺産は現在でも残されています。

能登半島を構成する市町村

能登半島は大半が石川県に属しますが、一部は富山県（氷見市）に属します。

また、石川県の全てが能登半島に位置するわけではありません。そのため、金沢市や加賀市、白山市などは能登半島に含まれません。

【石川県】

珠洲市（すずし）：能登半島の北東部、先端に位置する市です。伝統工芸品の珠洲焼で知られています。

輪島市（わじまし）：伝統工芸品の輪島塗や、「輪島朝市」などで知られています。

能登町（のとちょう）：小木港で獲れるイカや魚介類、「いしる」という能登の海の恵みがぎっしり詰まった魚醤が名産品です。

穴水町（あなみずまち）：もずく、このわた、くちこなどの珍味や、欅で作られた碁石を入れる器である碁笥（ごけ）の生産で有名です。碁笥の生産は全国シェアの7割を占めています。

志賀町（しかまち）：石川県内唯一の原発「北陸電力志賀原子力発電所」立地地域です。カニや岩海苔も有名です。

七尾市（ななおし）：七尾湾の牡蠣や、和倉温泉が有名です。

中能登町（なかのとまち）：カラー野菜（栄養・機能性に優れた野菜）、金糸瓜、地酒などが名産品です。

羽咋市(はくいし)：無農薬・無肥料・無除草で育てられたブランド米「羽咋米」が有名です。

宝達志水町（ほうだつしみずちょう）：いちじくや宝達くず、白米等が名産品です。

かほく市：ぶどうやスイカ、長いも、大根等、野菜や果物が名産品です。美味しいお鍋が作れる「とり野菜みそ」で有名な株式会社まつやは、かほく市にあります。

津幡町（つばたまち）：和菓子や農産物が名産品です。富山県との県境には「倶利伽羅峠」があり、木曾義仲が「火牛の計」を用いたとされる源平倶利伽羅合戦の舞台となりました。

内灘町（うちなだまち）：隣接する金沢市のベッドタウンとなっています。内灘砂丘で採れたらっきょうや、落花生、牛乳・乳製品が有名です。

【富山県】

氷見市（ひみし）：富山湾西岸に位置し、寒ぶりや氷見牛が名産品です。また、海越しの立山連峰を眺めることができるため、美しい景観でも知られています。

能登出身の著名人

漫画「キューティーハニー」の作者、永井豪さんは輪島市のご出身。

北海道・さっぽろ羊ヶ丘展望台に立つクラーク博士の像「丘の上のクラーク」の制作者、坂坦道さんは能登町（旧内浦町）のご出身です。

石川県の観光大使でもあり、パティシエとして有名な辻口博啓さんや、漫画「医龍-Team Medical Dragon-」の作者、乃木坂太郎さん・漫画「赤ずきんチャチャ」の作者、彩花みんさんは七尾市のご出身です。

安土桃山時代に活躍した日本画の絵師、長谷川等伯も、能登国七尾の出身です。

地震の現在の被害状況・道路復旧状況について

国土交通省が、ホームページにて「令和6年度　能登半島地震　道路復旧見える化マップ」を公開しています。

こちらでは現在の道路復旧状況と共に、過去の被害状況や写真も確認することができます。

また、国立研究開発法人防災科学技術研究所（防災科研）が提供する「防災クロスビュー」の「令和6年能登半島地震」のページでは、建物被害推定や斜面崩壊分布、津波浸水推定、携帯電話の通信状況、住家被害状況、断水戸数や給水支援、震源分布など、さまざまな情報を地図上に可視化できるように集約し、統合的に発信しています。