ここ3ヶ月で4度東京へ行ったのですが、一度も富士山を見られませんでした。
晴れていても、なかなか見られないものなのですね…。
富士山の希少価値をあらためて痛感しました。
みなさま、ふるさと納税は利用されていますか?
私は数年前から続けて利用していますが、そもそもどんな仕組みなのか…実はほとんど理解できていません。
「利用してみたいけど、申請とか必要なんでしょ?なんだか難しそう」
「詳しく調べる時間がない!」
そんなみなさまのお役に立てるよう、簡単にわかりやすくまとめてみました。「はじめてのふるさと納税」のお手伝いができましたら嬉しいです。
そもそもふるさと納税って?
子供の頃に住んでいた地域や、旅行で訪れた思い入れのある場所など…。
ふるさと納税は、住んでいる自治体に納める税金を自分で選んだ好きな地域に寄付することができるシステムです。
しかも、寄付金の使いみちを選ぶことができます!(環境保護・地場産業の振興・子どもたちの教育事業など地域により異なり、利用時に選べる仕様になっています)
普段、寄付金の使いみちを自分で選べることはほとんどないですし、行き先も意識したことがない人がほとんどだと思います。ふるさと納税は、そのどちらもをあらためて意識することができる制度です。
使いみちは自治体によって異なります。たとえば、シルクふぁみりぃのある香芝市はこんな感じです。
ふるさと納税(香芝市)選べる使いみち/ふるさとチョイス様サイトリンク
また、ふるさと納税を利用すると寄付先の自治体が用意しているお礼の品(返礼品)をいただくことができます。
その地域の特産品や地元企業の商品を選ぶことで、地場産業や地域の活性化にも繋がります。
ふるさと納税を利用すると「税金がお得になるの?」
ふるさと納税を説明しているページを読むと「税金が控除される」という文字が必ず出てきます。これを見ると「納めた税金から【寄付した金額分】が戻ってくる」と思ってしまいませんか?私はそう思っていました…。でも、そうではありません。
では、「税金が控除される」とはどういう意味なのでしょうか。
ふるさと納税を利用すると所得税や住民税の控除を受けることができますが、住民税のほうが手続きが簡単なので、この記事では住民税についてご説明しますね。
住民税の控除とは「【寄付した金額分】を翌年に納める住民税から差し引きます」ということです。ポイントは「翌年に納める住民税」という点です。
例えば、2023年の1年で30,000円を寄付した場合、2024年に納める住民税は次のようになります。
【住民税額が50,000円の場合】
「50,000円 - (30,000円 – 自己負担額2,000円) = 22,000円」という計算になります。
寄附金額30,000円から自己負担額(2,000円)を差し引いた金額28,000円が翌年に納める住民税から差し引かれるので、納める住民税は22,000円となります。
「戻ってくる」のではなく、「差し引きます」ということですね。翌年に納める住民税の一部を前年に「先払い」していることになります。実は、結果的にお財布から出ていく総額は変わらないのです。
でも、様々なお礼の品をおまけとしていただけるのが嬉しいですよね。
いくらまで控除を受けられるのでしょうか。
寄付できる金額は収入により異なり、上限は納めている住民税の2割と決められています。どのくらい寄付できるかについては、ふるさと納税サイトに年収を入力するだけで上限を計算してくれるツールがあるのでぜひ活用してみてくださいね。
ただ、上限を超えた寄付金は対象外となってしまいます。年収は基本的には去年の金額を参考にすると良いですが、気持ち少なめで計算したほうが安心かもしれません。
実際に住民税から差し引いてもらうには?
ふるさと納税を利用すると、所得税や住民税の控除を受けることができます。
ただ、ふるさと納税サイトから返礼品を依頼しただけでは、住民税は控除されません。「寄付をしましたので、差し引くための手続きをお願いします」という連絡が必要です。所得税・住民税のどちらを選んでも控除金額は同じですが、手続き方法が異なります。
・所得税を還付してもらう場合
所得税を還付してもらうには、3月に各自で確定申告をする必要があります。
確定申告は自営業の方には馴染みがある制度ですが、会社員の方にはわかりにくくハードルが高いです。
・住民税を控除してもらう場合
そこで、用意されているのが「ワンストップ制度」です。
利用制限(5つの自治体まで)や決まり(申請期限など)はありますが、必要書類に書き込んで送るだけでいいのでとても便利です。
利用方法も、返礼品を申し込むときに「ワンストップ制度を利用」にチェックを入れるだけと、とても簡単です。
会社員の方はこちらの方が断然簡単に手続きができます。(申請書類は寄付をした自治体から返礼品と共に送られてきます)
さいごに
いかがでしたでしょうか。
みなさまの「はじめてのふるさと納税」のハードルが少しでも低くなれば嬉しいです。
ふるさと納税は通年利用することができるにもかかわらず、いつも年末の忙しいときにまとめて依頼をしてしまい、返礼品が一斉に届く2月や3月は冷凍庫がいっぱいになってしまうことも…。今年こそは、じっくり時間をかけて自治体選びや返礼品選びをしたいと思います。
香芝市への寄付でシルクふぁみりぃ製品もご依頼いただけます。靴下のセットや人気のボトムスセット、腹巻やショーツなど、様々なシルクふぁみりぃ製品をお選びいただけます。ぜひ、ご利用くださいね。
新しいお気に入りを見つけていただけるきっかけになれば嬉しいです。
【シルクふぁみりぃ ふるさと納税サイト一覧】
サイトを利用してふるさと納税をすることで、「ポイントが溜まる」「キャンペーンがある」など、サイトごとにいろんな特徴があります。
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