こんにちは、ユーミンです!コロナ禍の間は中止されていたお祭りや、花火大会も、少しずつ復活してきましたねー!シルクふぁみりぃ製品で楽に浴衣を楽しみましょう!
みなさん、おうちのタンスに眠ったままの浴衣はありませんか?
着付けを頼める人もいないしな〜と諦めている方は多いはず。ですが、意外と簡単に自分で浴衣を着付けることはできるんです!
今年は久しぶりにお祭りに行こうと思っていらっしゃる方も多いと思います。この機会に浴衣で粋にお祭りを楽しんでみましょう!
浴衣の着付を簡単マスター!
準備したものはこちらです。
せっかくなので、苦しくなりがちな浴衣をシルクふぁみりぃ製品を使ってちょこっと楽に、快適に着用できないかチャレンジしてみました。
①浴衣
②腰ひも(今回は2本使用しました。)
③コーリンベルト
④差し込み式の帯板(なくても良いですが、帯に張りを持たせ、しわを寄せないため、あると便利です。)
⑤下着(和装用の下着、もしくは カップ付きのキャミソールなど。凹凸と締めつけの少ない、薄い色のものがおすすめです。今回はマーガレットフリーブラキャミソール・マーガレット 7分丈パンティを使用しました。)
⑥腹巻3枚(今回は補正用タオルと伊達締めの代わりに使用しました。)
⑦帯
※準備したものは手の届く範囲に揃えておいてから着付けを始めましょう。着付けしながら動きすぎると気崩れの原因になります。
着付けの手順
1、浴衣用に用意しておいたインナーを着用します。
今回はマーガレットフリーブラキャミソールと、マーガレット 7分丈パンティを着用しました。どちらもゆったりとして締め付けず、シルクの吸湿・放湿効果もあるのでインナーにぴったりです。
バスト・ヒップサイズが大きめの方は、その上からタオルと腰ひもを巻いて補正します。今回は、補正用タオル・腰ひものかわりに腹巻を使ってみました!マリーコットンシルク腹巻ロングサイズを二つ折りにして着用し、おなか側にはエヴァ絹腹巻をはさみこんでいます。
2、浴衣をはおり、衿先を揃えて持ち上げ、体の真ん前で合わせます。
3、裾線(着丈)を決めます。
持った所から下を持ち上げ、裾線を決めます。裾線がくるぶしの位置で、床と平行になるようにするのがポイント。
4、下前を合わせる。
下前とは、浴衣の前見頃を重ね合わせたとき、下にくる側のことです。 浴衣では、右側が下に来るのが正解。右手で右の前見頃を掴んで、並行に移動させ、左腰に浴衣をくっつけて下前を決めます。 裾線の位置をキープしたまま、自分の左脇と浴衣の脇線を合わせます。裾の端はやや上げます。
5、上前を合わせる。
右手はそのままで、次に上前を合わせます。上前とは、浴衣の前見頃を重ね合わせたとき、上に重なる側のことです。 浴衣では、左側が上に来るのが正解。左手で左の前見頃を掴んで、裾線の位置をキープしたまま、左手を右の腰へ持っていき、下前に上前を被せます。裾の端はやや上げます。
6、腰ひもを結ぶ。
裾線の位置をキープしたまま、片手で浴衣の前見頃を支え、腰ひもを取ります。 腰回りのシワを整えながら、腰骨のすぐ上あたりに腰ひもを当てて、前から背中側に向かって巻き、背中側からまた前まで持ってきて腰ひもをしめます。 腰ひもは緩んでくるので、「腹式呼吸で息を吸った状態できつく結ぶ」ようにします。ややきついかな?というくらいがちょうど良いです。余った紐の先は、巻きつけた腰ひもに挟みます。
7、おはしょりを整える
着丈の余った分を腰に持ってきて腰回りの部分にたるみを作り、長さを整え調整します。 女性用の着物や浴衣は、身丈より長い寸法のため、この作業が必要です。 長さを整えたら、脇の下から浴衣の中に両手を入れ、トントンと両手小指側の側面でおはしょりのたるみやシワを整えます。前後両方が整えられたら、鏡を見ながら背中心がずれていないか確認しましょう。
8、衣紋(えもん)を抜く
片手で左右の衿を合わせて体の前で軽く持ち、もう一方の手で腰の中心の縫い目を持って、一気に引っ張るのではなく、前後に動かしながら、うなじの辺りにゆとりを持たせるように背中側の衿口を少しずつ開けていきます。これを「衣紋(えもん)を抜く」と言います。衣紋を抜きすぎるとだらしない印象に見えてしまうので、こぶしひとつ分くらい開けるのを目安にします。
襟の中心と腰の中心の縫い目を持って、衣紋の形を整えます。
9、襟を合わせる
美しく見えるよう、脇の下から入れて、左手で下前の衿を、右手で上前の衿を調整します。胸側は、鎖骨が見えない程度の衿口の開き方にします。
10、コーリンベルトを留める
コーリンベルトで衿を挟んで留めます。脇の下から手を入れ、下前の衿にベルトの留め具を留めます。留め具は胸の下のあばら骨の上くらいの位置で、床と平行の向きで留めます。 ベルトを背中に通し、下前と同じ高さで上前の衿を挟んでとめます。左右の留め具の高さを同じにすることで衿がずれにくくなります。ベルトを留めたら、背中のシワをキレイに整えます。 ベルトを使用しない場合は、腰ひもを使用します。
11、伊達締(だてじめ)を結び、帯板を入れる
通常は着付けを安定させるために伊達締という細い帯を巻きますが、締め付けで苦しくなりがちな浴衣をもう少し楽に着られないかな?ということで、今回はもう一本腰ひもを結び、その上からマリーコットンシルク腹巻を着用してみました。
腹巻に帯板をすっぽり収納することができます。広い面でお腹周りをホールドすることができるので、苦しさを和らげることができました。
12、帯を結んで完成! 浴衣が着られたら最後に帯を結びます。今回は、浴衣の帯結びの基本でもある「文庫結び」にしました。
※手軽さを優先したい方には、便利なセパレートタイプの帯(作り帯)もおすすめです。
文庫結びの結び方はこんな感じです
帯を50cm程とって、帯幅を半分に折ります。
右肩に掛けてあった帯をおろしてきて、左手に持っている帯と、体の正面で結びます。この時、右肩にかけていた方が上になるように結んでください。結び目は真横に引っ張るようにきつく締めておきます。
結んだ後、右肩に掛けてあった帯は、今度は左肩に掛けます。床に向かって垂れている方の帯は、たれ先から内側に向かって、肩幅ぐらいの長さで3等分になるように折りたたんでおきましょう。
結び目の前あたりで、3等分に畳んだ帯を、中央が山になるようにひだをつくって、リボン型を作ります。
キレイに形が整ったら、肩に掛けていた方の帯を上からくぐらせて、ぎゅっと締めます。もう一度巻きつけ、2巻き目で余った部分を、帯の間に入れ込んで軽く引っ張ります。先が胴帯からはみ出たら、折り返して中に入れます。
右回しでリボンを背中に持っていき、完成です!
帯締めを使った「貝の口」という結び方も、大人っぽくておすすめです。こちらもぜひチャレンジしてみてくださいね。
帯の締め方は、こちらのページを参考にさせていただきました。「【画像解説】浴衣の帯結び(2):「貝の口」の特徴と結び方」
今回使用したシルクふぁみりぃ製品