最近、特にアメリカで推奨されている「二重マスク」。この方法は不織布のマスクを1枚目に使用し、その上から布製のものを重ねることで、よりフィット性が向上し感染防止に役立つというものです。
一方、シルクふぁみりぃで「二重マスク」と言えば、不織布マスクによる肌荒れ防止のために1枚目のマスクをシルクにして、その上から不織布マスクを重ねることが一般的です。マスクのラインナップも増えている今、人気のマスクの中でも息がしやすくて通気性がいいのはどれ?ということで、簡単な実験をしてみましたのでマスク選びの参考にご覧下さいね。
準備したマスク
※準備したマスクにスズランテープをつけて、空気の流れがわかるように思い切り息を吹きかけました。
絹100%生地”マーガレット”と”チコリ”の比較
マーガレットもチコリも絹独特のサラッとした肌触りで肌に優しくとても人気がある生地です。リブ編みのようになっているマーガレットの類似生地のゴールデンシルクのマスクもお肌がスベスベになると人気です。
実験では、生地が薄手なチコリの方が通気性がいいのが分かりました。
アンゼリカinは接結タイプのマスク
接結タイプというのは内側と外側で違う素材の薄手生地を2枚くっつけたように編み上げる袋編みのことを言います。アンゼリカinとソレルは「内側シルク・外側コットン」、ベルガモットは「内側シルク・外側ウール」で編み上げています。
シルクふぁみりぃのマスクの多くは、生地を二枚合わせにして作っているので、接結タイプは薄手生地を4枚くっつけたようになり実験結果のように通気性はよくありません。
ざっくり編まれた絹&コットンで作ったマスク
厚みはありますが、荒目の編み目なので通気性はいいです。また、大きめなので不織布マスクからしっかりと肌を守ることもできます。
通気性◎の一枚仕立てのマスク
生地1枚で作られたマスクは、単体で着けるには飛沫防止や見た目からも難しいところがありますが、通気性が抜群に良いので上から不織布マスクを重ねる二重使いには最適なマスクです。
デザインも可愛く人気の「シルク無縫製エレガント透かし編みマスク」の通気性を調べてみました。予想通り、実験した中では一番通気性抜群でした。また、ピタッと肌に沿ってくれるつけ心地のため不織布マスクの下につけて肌を保護するのに向いています。
不織布マスクとの重ねつけ
今回、一番空気を通した「シルク無縫製エレガント透かし編みマスク」の上から不織布マスクをつけてみました。息苦しさは、不織布マスク単体の時とほぼ変わらないように感じました。
番外編:ポケット付きマスクとマスク用インナーパッド
「シルク無縫製エレガントマスク ポケット付き」は薄地のホールガーメント編みで二重の作りになっていて、表も裏も絹100%で弾性糸は間に挟まっています。
パッドなしの場合は通気性がいいほうですので、インナーマスクとしてもご使用いただけます。
花粉粒子を99.5%カットしてくれる「シルク&ウールで編み上げたマスク用インナーパッド」をポケットに挟んだ状態でも実験してみました。
通気性はよくないのですが、不織布マスクをしているときに近いようにも感じます。ウイルスカットにはなりませんが、花粉をカットしてくれる効果は実験で証明されているので花粉症対策におすすめです。
さいごに
「二重マスク」が話題になって色んなデータが公開されてきていますが、ウイルス対策としてのマスクはあくまでも不織布のマスクをいかに正しく装着するかが大事だということです。ですが残念なことに不織布のマスクは肌荒れを起こしやすいのも事実…まだしばらく続きそうなマスク生活を少しでも快適にお過ごしいただけるようにシルクふぁみりぃの各種マスクをご活用いただけたら幸いです。