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2018.9.19 カテゴリ | ライフスタイル

お肌がかゆい…なぜウールはチクチクするの?

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涼しくなり始めると、街の店頭に秋冬物が並び始めます。ふっくらとしてあたたかいウールのニットやカーディガンは、秋冬のおしゃれに欠かせないアイテムです。ただ、ウールを着るとチクチクしてかゆくなった……という経験はありませんか?せっかくのお気に入りアイテムだからこそ、できるだけ快適に着こなしたいですよね。

今回はウールがチクチクする原因と、おすすめの対処法についてお話しします。チクチク対策にぴったりのシルクふぁみりぃの商品も併せてご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。

 

ウールがチクチクする原因

ウールとは羊毛、または羊毛でできた毛糸や織物のことを呼びます。保温性と吸湿性に優れた、おなじみの素材ですね。まずは、そんなウールがチクチクする3つの原因をみていきましょう。

 

 

原因1. 繊維の太さ

1つ目の原因は「ウール繊維が太い」ことです。お肌がチクチクとした刺激を感じ始めるのは、通常20〜21μ(ミクロン)から。日本人は22μ以上でチクチクを感じると言われています。

また、30μより太い繊維が5%以上含まれていると刺激を感じるという説も。太い繊維の刺激によってかゆくなってしまうのですね。

 

主要な動物繊維の太さは以下のようになっています。μ(ミクロン)という単位がやや分かりにくいですが、髪の毛が約50〜100μなので目安にしてくださいね。

※加工によっては細い繊維でも刺激を感じることがあるのでご注意ください。

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原因2. 肌のトラブル

2つ目の原因は「肌のトラブル」です。お肌は乾燥すると刺激に弱くなり、その影響でかゆみや痛みを感じることがあります。特に冬場は空気が乾燥しているため、お肌も乾燥に傾きがちで、チクチクを感じやすくなってしまうのです。

また、ウールは通気性に優れた素材ではありますが、混合ウールの場合は汗をためこんでしまうこともあります。柔らかく湿った状態のお肌はちょっとした刺激にも敏感になり、ウール繊維の刺激をさらに感じやすくなってしまいます。

 

 

原因3. 糊(のり)などによる刺激

3つ目の原因は「糊(のり)などによる刺激」です。新品のセーターなどには、縫製の工程でつく糊(のり)や薬品などが残っていることもあります。新品をそのまま着ると、その糊(のり)や薬品がお肌を刺激することがあると言われています。

 

チクチクを防ぐおすすめの対策法

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では、そのチクチクを防ぐにはどうすればいいのでしょうか。ここでは対策法を5つご紹介いたします。対策におすすめのシルクふぁみりぃ商品も合わせてご紹介しますので、ご自身に合ったものを選んで試してみてくださいね。

 

 

対策1. チクチクしない素材を選ぶ

ウールより細い繊維でできた服を選ぶ、というのが1つ目の対策法です。上の表でご紹介した中ではカシミアやアンゴラなどが当てはまりますね。ただ、高級な素材ですので価格は高めになってしまいます。また、同じ動物性繊維でもモヘヤやアルパカは意外と繊維が太いので注意が必要。同じウールの中ではご紹介したクイーンウールや、ランクの高いエクストラファインメリノ(18.5~19.5μ)などがおすすめです。

 

◆ シルクふぁみりぃのプレミアムシリーズ 

シルクふぁみりぃでは、「プレミアムシリーズ」として、厳選された糸を使ってオリジナルのストールやセーター、カーディガンを編み上げています。できるだけチクチクしないよう肌に当たる部分は20μ以下になるように考えているので、安心して使っていただけます。

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対策2. インナーを工夫する

お気に入りのニットのチクチクは、インナーを工夫して防ぎましょう。ニットが直接肌に触れることがないよう、インナーで優しいワンクッションを。シルクやコットンなど、刺激の少ない素材で作られたインナーがおすすめです。

 

◆ シルクふぁみりぃの半袖・長袖インナー

シルクふぁみりぃのインナーは、絹100%素材や縫い目が外側になっているなど肌に優しいものばかりです。お好みの厚みや着心地を選んでいただけるように豊富に種類を取り揃えています。「どれを選んだらよいかわからない」という方は、お電話やメールでのお問い合わせも受け付けておりますので相談してみてくださいね。

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◆ マーガレットアームカバー

腕の部分だけのカバーであれば、こちらもおすすめです。ふんわりあたたかく、肌を守ってくれます。持ち歩けるので、気になる時に出して使えるアイテムです。

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対策3. ゆったりしたシルエットのものを選ぶ

汗や摩擦によるチクチクは、ゆったりとしたシルエットの服を選ぶことで防げます。肌とこすれやすいタイトなデザインではなく、程よくゆとりのあるアイテムを選びましょう。

 

 

対策4. 乾燥を防ぐケアをする

乾燥肌が原因のチクチクは、お肌のケアで防ぎましょう。乾燥した肌はバリア機能も低下している状態です。放置しているとウールの摩擦と相まって炎症を起こしてしまうこともあります。朝晩のケアではたっぷり水分補給をしたあと油分でフタをして、日中は化粧水やクリームなど、携帯用サイズも利用してこまめな保湿を心掛けましょう。

 

◆ シルクモア繭の里クリーム

すべて天然のものを使用し、着色料や防腐剤などの添加物は、一切使われていないので、お子様にも安心して使っていただけます。使用後に少しワセリンのベタつき感がありますが、保湿力は抜群です。

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対策5. おしゃれ着洗剤で洗う

新品のニットがチクチクする場合は、洗ってみるのも良いかもしれません。洗濯表示を確かめて、手洗い○の表示があるならお家でも洗うことができます。洗剤には素材を傷めにくい「おしゃれ着用」がおすすめです。また柔軟剤を使用すると繊維が柔らかくなり、刺激を抑えられます。

洗う時のポイントは、「押し洗い&押しすすぎ」です。揉み洗いをしてしまうと繊維が絡まって固くなり、せっかくの風合いがなくなってしまいます。ただ、洗剤や柔軟剤が残りすぎるとそれが刺激になってしまうこともあるので、使用量とすすぎには注意してくださいね。

 

さいごに

秋冬のオシャレに欠かせないニット素材ですが、チクチクが原因で楽しめないのは残念ですよね。着こなしを工夫したり、お肌のケアをすることでチクチクを軽減できることもあります。ご紹介した対策法を取り入れて、今年の秋冬も素敵なコーディネートを楽しんでくださいね。

 

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