すっかり秋ですね。
過ごしやすい気候で、景色も綺麗で、食べ物も美味しくて、四季の中では秋がいちばんだいすきな村上です。
もうすでに輪郭がまるまるしているので、極端に太り過ぎないようにだけ気をつけて秋を満喫したいと思っております。なお、もう手遅れという説もあります。
ところでシルクふぁみりぃのある奈良県には、紅葉の美しいスポットがたくさんあるんです。秋晴れの気持ち良い空気の中、お弁当を持ってピクニックに行けたらとってもリフレッシュできそうな奈良県の紅葉スポットをいくつかご紹介したいと思います。休日には上手に密を避けてゆったり息抜きしましょう。
猿沢池:奈良県奈良市
JR奈良駅・近鉄奈良駅からともに徒歩5分程度で行ける絶景ポイントです。
興福寺の五重塔も見えて、「奈良らしい」風景を楽しめます。
鹿がやって来たり、鳩がやって来たり、亀が浮かんでいたり…なんだかのーんびりとした時間が流れていて、リラックスにはもってこいなんです。
ただ、メイン通りに近い場所のため、土日祝日は人が多いので注意が必要です。
すぐ側には小さな神社、采女神社もあります。
奈良時代、天皇の寵愛が薄れたことを嘆き、猿沢池に身を投じた采女の霊を慰めるために創建されたそうです。池に背を向けるかたちの社が特徴的です。采女神社は普段は門が閉ざされていますが、年に数回だけ神社が開きます。その時にだけ参拝したりお守りを購入したりすることができます。私も奈良に来て5年以上経ちますが、まだ2回ほどしか参拝できていません。
かつての悲恋伝説が残る場所ですが、現在は縁結びの神様として知られています。
竜田公園:奈良県生駒郡
竜田川、竜田揚げ、竜田姫など…。竜田という地名を耳にされたことがある方は多いのではないでしょうか。
竜田川は、奈良県の北西部を流れています。
古くから和歌や俳句にも多く詠まれてきました。
小倉百人一首に収録されている在原業平の句が有名ですね。
「ちはやぶる神世も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは」
竜田は古来より有名な紅葉の名所でした。
竜田揚げは、肉の赤い色と衣の白い色を、川の白い波の上に浮かぶ赤いもみじに見立て、紅葉の名所の竜田から命名されたそうなんです。そんなお洒落な命名だったとは私はまったく知りませんでした。
「竜田姫」は秋を司る女神様として、また錦秋の女神として親しまれています。
竜田姫に対して、春を司る佐保姫という女神様もいます。佐保川の桜並木も奈良では有名なところです。
とっても清々しい空気が流れていて心地良い場所なので、機会がありましたらぜひ一度足を運んでみてください。
長岳寺:奈良県天理市
奈良県天理市、山の辺の道沿いにある弘法大師創建のこじんまりとした寺院です。
自然に包まれた境内では、四季折々の草花を楽しめます。
境内の風景を目当てに、写真撮影をしに来られている方の姿も多く見受けられました。
参道のすぐそばには天理市トレイルセンターという施設もあり、道の駅のような雰囲気で、食事やシャワーなども利用できるそうです。レストランも入っていて、とても繁盛していました。
ぜひ奈良の自然に触れにお来しください
ごくごく一部をご紹介しましたが、他にも曽爾高原のススキ野原や、談山神社、春日山原生林などなど・・・。
少し足を伸ばせばきれいなところがたくさんある奈良の秋。コロナウィルスの流行も、国内ではやっと収束が見えて参りました。この機会にぜひ、奈良の自然に触れに来てみてくださいね。
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