季節も変わり、いよいよ本格的な寒さを感じるようになると、「あれ?私の身体って冷えてる?」と自覚することはありませんか?
「冷えは万病のもと」と昔から言われるぐらい、身体の見逃せないサインです。体が冷えることで血流が悪くなると、人間に必要な栄養素が体の隅々まで行き届かないばかりか、体内に異物を発見しても、素早く駆除してくれる白血球を集めにくくなり、ウイルスや細菌に負けて発病しやすくなってしまいます。
今回は「冷え」を感じた時にやって欲しい行動をご紹介していきますので、良かったら参考にしてみてくださいね。
1.下半身の運動
体温を上昇させるためには、人間の体の中で一番大きい筋肉、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋(だいたいしとうきん)を鍛えることが近道です。筋肉を付けることで基礎代謝が上がり、血流もアップするための運動で最もおすすめはスクワットです。
1. 肩幅程度に足を広げる
2. つま先をやや外側に向ける
3. 姿勢を伸ばす
4. 息を吸いながら太ももが床と平行になるまで下げる
5. 息を吐きながらスタートポジションに戻る
6. 上下運動を15~20回繰り返す
注)スクワットは膝に負担がかかる運動です。膝に不安がある場合はお控えください。
2.筋肉をつける食事
筋肉をつけるために最も重要になってくるのが「たんぱく質」です。できれば毎食時に、下記のようなたんぱく質の多い食材を使うのがベストです。
また、筋肉を支える骨や腱を強くするためにコラーゲン・カルシウム・ビタミンDも大切です。ご飯やパン、めん、もち、いも類などに多く含まれる糖質も大事なエネルギー源なので、カロリーは気になるところですが、筋肉が痩せないために適度に取る必要があります。
参考:岡山県健康づくり財団
3.ストレスからの解放
最近増えているのがストレスによる冷えです。
手足などの末梢の血流は、自律神経の働きによって調節されていますので、ストレスがかかって交感神経が緊張すると、末梢血管は収縮して血行が悪くなります。手足がなかなか温かくならない人は、自律神経の働きが乱れているために血流の調節がうまくいっていない可能性があります。
自律神経の乱れは特に女性に多く見られる症状です。昔と違って社会に出て働く女性も増えた今、家事や子育てとの両立はとてもストレスフルです。なかなか自分の時間が持てないとは思いますが、以下のような方法で少しでもリラックスしてくださいね。
・映画やドラマを見て思いっきり泣いてみる。
・入浴時の頭のマッサージで頭皮を動かして血流を良くする
・寝る前にハーブティーを飲む
4.腹巻やレッグウォーマーをつける
腹巻は体の中心部にある臓器をあたためることで、全身の体温を効率よく上げることができます。
また「ふくらはぎ」は血液やリンパ液の流れを良くするポンプ的な役割を果たす重要な場所なので、普段からレッグウォーマーで温めておくことは「冷え」の改善に期待大です。
秋冬おすすめの腹巻・レッグウォーマー一覧
さいごに
身体の色んなところに不調をもたらす「冷え」。今回お伝えした筋肉をつける運動や食事など、分かってはいるけれど、実行するのはちょっと…と思われる方もいらっしゃると思います。そんな時はまず、腹巻やレッグウォーマーからプラスしてみるのはいかがでしょう?これから始まる寒い季節も、シルクふぁみりぃ製品でアクティブにお過ごしくださいね。
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