湯たんぽには、プラスチック製、ゴム製、金属製、陶器製、ブリキ製などいくつか種類があります。
私は以前、プラスチック製の湯たんぽ+紐で結ぶタイプのカバーを使っていましたが、朝起きたら、カバーから出てしまった湯たんぽで、ふくらはぎを低温やけどをしていたことがあります。
(低温やけどをした箇所は、菌が入らないように保護をするように言われ、数週間ガーゼと防水保護フィルムで保護をしていました。)
この経験から、やけどをしない方法をと思い、「湯たんぽ(プラスチック製)」+「カバー(湯たんぽが絶対に出てこないもの)」のセットを愛用しています。
という訳で、今回は、湯たんぽの中でも、使いやすくて、やけどをしにくいものをご紹介させていただきます。
湯たんぽの使い方
あらかじめ湯たんぽをお布団に入れておくと、やさしい温かさに包まれます。
1、お湯を沸かす
就寝前にお布団に湯たんぽを入れるために夕食時や空いた時間にお湯を沸かしています。
2、お湯を湯たんぽに注ぐ
お湯の温度は、60~80度が適温だそうです。
私は、湯たんぽに少し水を入れておいて、そこに沸騰したお湯を注いでいます。
注ぐお湯の量は、湯たんぽによって違いますので、湯たんぽの説明を確認してください。
※先に半分ぐらい水を入れておいて、そこに沸騰したお湯を注ぐという使い方もあるようです。
3、湯たんぽの蓋をしっかりと閉める!
熱湯を注いでいることを忘れそうになりますが、熱くなっているので本体には触らないようにして、キャップをしっかりと閉めてください。
キャップが閉まっていないと、こぼれたお湯でやけどをしてしまいます。くれぐれもやけどには注意してください!
4、カバーを取り付ける
カバーも重要です。紐で縛るようなカバーは、紐がゆるいと就寝時に湯たんぽが出てくる可能性がありますので、やけどをした経験からおすすめはできません。
ジッパー等が付いていて、湯たんぽがカバーから出てこないようなものを選びましょう。
5、お布団に入れておく(湯たんぽをお布団に入れた状態の写真)
湯たんぽは、寝る直前ではなく、先に(30分前までに)入れておくことをおすすめします。
先に入れておいても思っているほど温度は下がらず、お布団全体が温まりますので、寝るときに温かいお布団に入ることができます。
やさしい温かさなので、赤ちゃんのお布団を温めるのにも良いみたいです。ただ、その場合は必ず、赤ちゃんがお布団に入る前に湯たんぽを出しましょう。
※メーカーによっては、「(低温やけどを防ぐために)就寝前に湯たんぽを布団から出してください」と説明があるものもあります。
◇湯たんぽの良い点
湯たんぽはお湯を使って温めますので、暖房やヒーターと違い継続的に電気を使わず、身体にやさしい温かさで安眠効果が期待できます。また、暖房やヒーターは「空間全体」を温めてくれますがお布団まではなかなか温かくなりにくいです。湯たんぽなら「お布団」に限定して温めることができます。
温かさ:自然なやさしい温かさです。お布団全体が温かくなり、朝も快適に目覚めることができます。朝まで温かさは保たれ、質の高い眠りが期待できます。
乾燥:空気が乾燥しないので、お肌の乾燥や脱水症状(のどが乾くなど)になりにくいです。
電磁波:電気を使っていませんので、電磁波も発生しません。
電気代:湯沸かし時のみなので、経済的です。
◇湯たんぽを置く場所
太ももやお尻あたりが良いと言われています。身体の70~80%の筋肉が含まれていると言われていて、血流を効率的にアップすることができそうです。
◇湯たんぽの大きさ
湯たんぽの大きさは大中小とありますので、足元に置く場合は温まりやすい大きめのもの、お腹の上に乗せたい場合、赤ちゃんに使う場合は小さめのものというふうに、好みで使い分けてくださいね。
湯たんぽ紹介
おすすめの「プラスチック製」+「カバーがジッパー式になっている」タイプの湯たんぽをご紹介させていただきます。
無印良品 湯たんぽカバーとセットで
ベルメゾン 記事内写真で使用しているものです
いかがでしたでしょうか。
私は暖房をつけている時の空気が乾燥するのが嫌で、湯たんぽを使うようになりました。湯たんぽを使うと、就寝中に乾燥しないし、喉も渇きません。お布団の中がぽかぽか温かくて、朝までぐっすり眠ることができます。ご興味を持たれた方、空気の乾燥にお困りの方は是非お試しくださいね。使われる際は、やけどには十分に気をつけてください!