まだ外は暑いのに毛布の話?と思われますよね。
やはり毛布と聞くと寒い冬の夜を想像してしまうのですが、今回ご紹介するシルクを使った毛布は暑さが残る季節でも活躍できる、とても特別な毛布なのです。
冷房の効いたお部屋で就寝されることが多い皆様が、知らず知らずのうちに冷気で身体が冷えてしまうのを防ぎ、また寒くなった時にも大活躍してくれる一年中使える毛布です。
ぜひ最後までご覧くださいね。
シルクの毛布だから一年中使えます
シルク繊維は単調な化学繊維とは違って、複雑な構造のため、表面は平らではありません。
一本の糸にまとめられたときに繊維と繊維の隙間に多くの空気が含まれ、熱伝導率が低くなり外気からの暑さ・寒さを調節します。
同じように天然繊維であるウールも熱伝導率は低く湿気も逃がすのですが、やはり保温性がシルクより優っているので夏場に使うには暑いです。
また、肌が露出するようなナイトウェアを着用していることが多い夏場では、ウールが直接肌に触れる時のチクチクした感じも安眠を妨げてしまいそうです。
一方のシルク毛布は、その滑らかな肌触りが本当に気持ちよくて、眠りにつくのが楽しみに変わる愛すべき1枚になってくれると思います。
寒い季節になって、羽毛布団など他の布団との組み合わせをする際にも、シルクの毛布はぜひお肌に一番近い一枚目にご使用くださいね。
大阪は泉大津の工場で製造しています
現在、市販されている毛布のうち、国産のものは安い海外製品におされて20パーセント程度しかないそうです。
そんな希少な国産毛布のシェア90パーセントを生産しているのが大阪の泉大津市なのです。
その中でも、シルクふぁみりぃが販売するシルク毛布を作ってくれている会社は、良い原料だけ集めて本当にいいものだけを作ろうという理念があり、業界の常識といわれる「安く早くたくさん作る」という考えとは少し違います。
原料となる絹糸は、中国から高級品質のものだけを仕入れています。
「織物」であるシルク毛布は、大きく分けて「織り」「染め」「起毛」「シャーリング(起毛後の散髪のような作業)」「ポリシャー(アイロン)」「縫製」と、実に多くの工程を経て出来上がります。
特にシルク毛布は肌触りが重要なのですが、この会社ではこれまでの研究により、シルク生地をタンブラー乾燥機にかけ、繊維に膨らみを持たせるという独自の技術を開発しました。
他社には真似できない起毛加工技術が認められて、今では海外の有名なメゾンからもお声がかかるような会社なのです。
触れた瞬間に「今すぐこれにくるまりたい!」と思える繊細で優しい温もりをシルクふぁみりぃのお客様にお届けできることがとても幸せに感じています。
シルク毛布の主なラインナップ
1.国産繭毛布
絹糸までも国産にこだわったシルク毛布の最高級品です。毛足が長くてぽったりとしたシルクに全身を包まれる感覚は、感動といっても過言ではありません。お値段の何倍もの価値を感じていただける本当におすすめの毛布です。
2.なめらかシルク毛布
国産繭毛布よりも少し薄地にして、お求め安い価格を実現しました。保温性は劣りますが、シルク毛布のなめらかさは存分に感じていただけると思います。
3.ワイルドシルク毛布
他の毛布と違うところはワイルドシルクを使っているところです。ワイルドシルクには小さな穴があり体から湿気や汗、老廃物などを吸着してくれ、デトックス効果が高いと言われています。
ですが他の毛布のような「なめらかさ」はないので体がシルクに包まれる感じというよりは、ブランケットの感覚でラフに使ってもらえる毛布です。
気になるお手入れ方法
シルクは基本的には抗菌性が高いので、普段使いをしている間は細菌の繁殖をあまり気にする必要がなく、普段は風の通る場所に陰干ししてもらうぐらいで大丈夫です。
保存する際には、必ずお洗濯をしてから防虫対策をしてください。
シルクは水洗いに非常に弱いので、シルク毛布のお洗濯も信頼のおけるクリーニング店に出してもらうことが基本です。
クリーニングに出す際には「シルクの毛布です」と一言添えていただくのが安心です。
ただ、お客様の中にはクリーニングした時の化学薬品の匂いがどうしても受け付けないという方がおられます。
そのような場合にはシルク毛布の風合いが損なわれることをご了承いただいた上で、ご自宅でのお洗濯を提案しています。
下記をご参考になさってみてくださいね。
さいごに
コロナ禍の中、まだワクチンも行き届いていない今は自分自身の免疫力が頼りなのだと日々感じる毎日です。
免疫細胞の1つでウイルスに感染した細胞を攻撃するNK細胞は、睡眠不足やストレスなどで活性が低下すると報告されています。
日々のストレスで疲れた身体をシルク毛布で癒して、毎日健康でいられるお手伝いをシルクふぁみりぃがさせて頂ければとても嬉しいなと思います。
合わせて読みたい記事