大人気ふんどしショーツの3種類目としてお目見えしたこちらのショーツは、「おしゃれな若い女性にも是非、シルクを身につけていただきたい」そんな思いで発売されました。デザインよりも履き心地を重視してきたシルクふぁみりぃの商品の中では、フェミニンな雰囲気を感じられるショーツに仕上がりました。今までのふんどしショーツも愛用している私が感じたことをレポートします。
チコリの特徴
絹100%で編み上げた、触ってみると柔らかい花びらのような感覚もする薄いニット生地です。
同じ絹100%の生地でマーガレットと名付けられた生地はリブ編みのようになっていますが、チコリはなめらかな表面をしています。マーガレットよりも生地が薄いので、手洗いのあとタオルドライで室内干しでも十分乾きます。
絹は繊維と繊維の間に空気を蓄えているので熱伝導率が低くて、そのため夏は涼しく冬は温かくお使いいただけます。チコリは絹の良さはそのままに、生地の優しい触り心地でとても人気があります。
ソレルやベルガモットのふんどしショーツと大きく違ったところ
1.腰回りがすっきり
生地が薄手で、デザインもソレルやベルガモットと違ってフリル仕立てになっていないので、上からストッキングを履いた時などに中で生地が寄れないのが良かったです。私にはご縁のない細身のジーンズやタイトな服を着用する時にもラインに響かず、ウエスト周りが楽に履いてもらえそうです。
2.サイズがワンサイズ
ソレルやベルガモットのふんどしショーツでは浅履きのMサイズを選んでいました。身長152センチで洋服サイズがSかMの私には、今回のワンサイズしかないチコリは両サイドが腰骨近くまでになるので生地が中央に寄りやすくて少し気になりました。ですが、形を整えながら上からシルク3分丈ショーツなどぴったりフィットしたショートスパッツを履くと改善され、安心感が増して良かったです。
3.チコリは1枚仕立て
チコリはシルク100%生地の1枚仕立てで、履いているとお肌の一部のように感じてきます。私が試着したチコリの生成色は、染色をしていない優しいシルクをそのまま感じられて良かったのですが、薄手のニット生地なので透け感が気になる感じでした。普段使いには全く問題ないのですが、お出かけの時は注意が必要かもしれません。ソレルやベルガモットは内側が絹で外側がコットンやウールになった接結生地を使用していて、透け感は気にしなくても大丈夫でした。
お洗濯について
絹のショーツ類はお風呂場で手洗いするので、マザータッチを小さな容器に詰め替えてお風呂場に常備しています。汚れやすいクロッチのところだけ石鹸で洗ってから、ぬるま湯にマザータッチをほんの少しだけ入れた溶液を洗面器に作って、その中で振り洗いします。入浴後に使ったバスタオルの上にショーツを置いて、くるくると端から巻いていきタオルドライしたものを室内でピンチに干しておけば朝方には乾きます。絹は摩擦に弱く日光で黄変してしまいます。チコリのような薄地はタオルドライでも十分翌日には乾くので、旅行にはとても重宝しますよ。
さいごに
チコリは普通のショーツも持っていて、今回のふんどしショーツに履き替えた時には鼠径部にゴムがあるか無いかでこんなにも開放感が違うのかと改めて実感しました。他のふんどしショーツと違ってフリル仕立てになっていないので、ぴったりした洋服を着る機会の多い方にもおすすめです。シンプルなのに可愛さもあるので今までデザインでシルクふぁみりぃのショーツを諦めていた方にも一度お試しいただきたいショーツです。
*ベルガモット ふんどしショーツについてもスタッフの体験レポートで詳しくご紹介しています。
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