アンゼリカのロングパンティとショーツがリニューアルされました!糸がグレードアップしたため、以前のものよりも糸自体が細くなり生地自体が薄手になりました。生地はリブ編みになっています。
正絹100%のぜいたくな生地を使っているので少しお値段はしますが、夏に大活躍してくれる生地に仕上がっています。
「アンゼリカ生地」ってどんな生地?
「セリシン」について
アンゼリカは、絹糸を作る過程で落とされてしまう「セリシン」をなるべく残したセリシンフィクス絹糸を使って特別に作っている生地です(商品名が、アンゼリカ(セリシンフィクス)となっているのはそのためです)。セリシンは、保湿性に優れ、潤いを保ってくれたり、皮膚の老化を防いでくれたりする役割を持っていると言われています。
この「セリシン」について、私は洗濯すると落ちていくのかな?と思っていましたが、洗濯(中性洗剤を使用)をしてもセリシンがほとんど落ちずに残っていたというデータ結果が出ているそうです。ということは、保湿や皮膚への効果も変わらないということなので、嬉しいですね。
(よ〜〜く見ると、横に線が入っていることがありますが、生地を作るときにできる天然素材ならではの編み目の乱れだそうです。この生地はとても編みにくい生地なのですが、できる限り生地の良さを活かして形にしていただいていますのでご了承いただけたらと思います。)
肌触りは?
肌触りは、セリシンを残している分、少しシャリ感があり、さらっと、そしてテロンとしています。着ていると肌に馴染んできますが、お洗濯するとまた元に戻ります。絹100%・セリシンフィクス加工です。
リニューアルされたロングパンティとショーツを試してみました。
アンゼリカ ロングパンティ(6,580円)
着心地・サイズ感
他の生地のロングパンティに比べると少しゆったりしています。ジャストフィットというよりは、少し余裕を持って着ていただくサイズ感です。
手に取ると、冷んやりしているので、これからの暑い季節の就寝時やお家でリラックスされる時のアンダーウェアとしてとても重宝すると思います。何といっても、先に書かせていただいたセリシンを残している分、身体が繭に包まれているような感じでとても心地良くて快適です。
より快適に履くには?!
良く見ていただいたら分かるのですが、編地が、外側がなめらか、内側が凹凸が大きいので、快適さを追求されるなら、タグがついている面を外にして(裏返して)履いていただくほうが気持ちいいと思います。縫い目が気になる方はもちろん裏返して履いていただいてOKです。
マーガレットロングパンティと比べるとどうなの?
絹100%という意味では、生地はマーガレットと少し似ていますが、アンゼリカはセリシンフィクス加工されていることが大きく違います。そして、マーガレットよりも、さらっと、テロンとしていて、伸縮性もあります。
私は夏はマーガレットのロングパンティと3分袖インナーをパジャマの下に着ているのですが、もし「アンゼリカのロングパンティとマーガレットロングパンティどちらを選びますか?」と言われると、うーん、迷います。夏は涼しさを求めてしまうので、そういう意味ではアンゼリカを選ぶかもしれません。
お値段はマーガレットより少し張りますが、その分長く使えるのではないかとも思います。(ちなみに、シルクふぁみりぃ店主は、このアンゼリカを何年も愛用しているそうです)
お好みに合わせてうまく使い分けてくださいね。
アンゼリカ ショーツ(2,850円)
着心地・サイズ感
ロングパンティと同じく、手に取ると少しひんやりしているので、夏は本当にさらっと快適に履いていただけると思います。
リニューアル前に比べて、リブの雰囲気が変わって、形もゆったりになりました。ロングパンティと同じく快適さを追求される方や縫い目が苦手な方は、裏表逆にして履いていただくのが良いと思います。
さいごに
やっぱり、セリシンのせいなのか、ショーツもロングパンティも、履いたあと、「また履きたい!」と思うんです。とにかく、心地いいということですね。身体と一体化しているような心地よさです。個人的に、アンゼリカはちょっと手が出せないとか思っていたのですが、今回履かせてもらってアンゼリカにはまりそうです。
身体は毎日当たり前に動いてくれていますが、良質の肌着を使って内側から内臓や子宮を温めてあげることができたら、なんだかうれしいですね。
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