「リネン」と聞いて、皆さんはどのような感想を持たれますか?
響きがなんかオシャレ、シャリシャリしてる、夏向きの素材などが多いのではないでしょうか?
日本では比較的新しい繊維なのでコットンやシルクほど馴染みがなく、あまり身につけたことがない人もいらっしゃるかもしれません。
今回はそんな、雰囲気はオシャレだけどちょっとだけとっつきにくく感じるリネンについて調べてみました。
リネンの歴史
日本とリネンのかかわりは、かなり浅いです。
江戸時代中期に伝わり使われ始めましたが、日本では有史以来ずっとラミー、ヘンプが幅をきかしていてリネンはあまり使われませんでした。
リネンがよく使われていたのはヨーロッパ、歴史は非常に古くいろいろな説がありますが6千年前にはすでに衣類に使われていました。現在発見されている最古の服もリネンです。
リネンの肌ざわり
「麻」日本ではラミー、ヘンプ、リネンの三種類。リネンは三種の中で最も肌ざわりの優しい素材です。
それでもやはりチクチクする印象を持っている方が多いのではないでしょうか?
日本人は世界でもトップクラスに繊細な肌質をしているので、世界的には全くチクチクしないとされているリネンでもそう感じる方が多いのだと思います。
リネンは、優しく洗濯を続けることで少しずつ柔らかくしなやかになっていくので気長使って育ててあげてください。
リネンの良さ
リネンは吸水性と速乾性にすぐれていて抗菌性まであります。日本の夏にピッタリの素材ですね。
リネンは汚れが付きにくく洗濯にも比較的強いので、ヨーロッパではカーテンやキッチンクロス、ベッドシーツや布マスクなど季節を問わず様々な場所で使われています。
シルクふぁみりぃのリネン
フランスで栽培されたリネン(亜麻)を中国で紡績した糸を主に使用しています。
シルクやコットン、ウール、カシミヤなど色々な糸にお世話になっていますが、おそらくリネンが最も価格差が激しいです。
シルクとリネンの平均価格を比較すると圧倒的にシルクのほうが高いですが、最高級シルクと最高級リネンを比べると価格に差はなくなります。
残念ながら、そんなリネンはシルクふぁみりぃでは手に入らないのでお手頃価格のリネンを使用しています。
お手頃価格のリネンには高級リネンが持つような思わずため息がもれる光沢はありませんが、リネンのもつ機能性は価格に左右されず持っていますので便利に使っていただければ嬉しいです。
そんなリネンをたっぷり使った春夏商品のご紹介します
今年のシルクふぁみりぃはリネン推しです。リネンを使った春夏の新商品をたくさんご用意しましたので、ぜひチェックしてくださいね。
【5本指靴下】
今年ニューフェイスの5本指靴下です。絹リネンやわらかフィット5本指は、人気商品の絹コットンやわらかフィット5本指のコットン部分をリネンに変更したものになります。リネンのシャリっとした感覚があたたかくなる季節に心地よく感じていただけるのではないでしょうか。
【先丸靴下】
「季節限定 重ね履き用 リネンリブ靴下」は今年新しく出来上がってきた靴下です。柔らかい風合いが特徴で、シルクと重ねて履いていただくことでより爽やかに温かく過ごしていただけそうです。その他の靴下は昨年好評だったものを、今年も引き続き季節限定で販売させていただくことになりました。春夏のお洋服に合う爽やかなお色を揃えております。またシルクリネン太リブ靴下は、新しく生成色をご用意いたしました。ナチュラルなお洋服にもぴったりなお色になっていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
【冷えとりセット】
こちらも新商品の重ね履き用冷えとりセットです。昨年まではヘンプと絹のセットで販売させていただいていましたが、今年はリネンと絹のセットになりました。下記でもご紹介しますが、在庫がある分はヘンプ靴下も販売させていただいていますので、ヘンプと絹で組み合わせて履いていただくのもおすすめです。
【アームカバー】
去年ヘンプで人気だったアームカバーを、今年はお客様のご意見を受けリネンで作ってみました。シルクが持つ天然のUVカット効果に加え、リネンの吸湿性と発散性で暑い日もつけていただけるよう快適さを追究しました。シルクだけのものよりも丈夫に仕上げているので引っ掛けにくく、汚れたらすぐにお洗濯しても大丈夫です。
さいごに
いかがでしたか?今年の春夏はリネンをたくさん身につけて、爽やかに過ごせたらいいですね。
来月には、可愛くリニューアルをしたシルクリネンのストールカーディも販売予定ですので楽しみにしていてくださいね。
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