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2026.3.25 カテゴリ | ふぁみりぃコラム

衣類のにおい対策ガイド

数年前から、匂いに敏感なお客様や、化学物質過敏症のお客様から
製品のにおいについてお問い合わせをいただくことも多くなって参りました。
そこで今回は、衣類のにおいの原因や対策方法についてまとめてみました!

衣類のにおいの主な原因

衣類のにおいの原因は、大きく分けて以下の5つが考えられます。

1.繊維そのものの特性

天然・化学繊維を問わず、素材本来の匂いがある場合がございます。

・化学繊維(ポリエステル、ナイロン、ポリウレタンなど):

 製造工程で使用される原材料、化学物質、またはミシン油の残留により、油のようなにおいがすることがあります。

・ウール、カシミヤ、アンゴラ、ヤク:

 獣毛に含まれる毛脂(ラノリン)がにおいの原因となり、パーマ液のような独特なにおいを感じる場合があります。

・シルク(絹):

 繭の繊維を覆う天然のタンパク質「セリシン」により、動物的な匂いがすることがあります。

・オーガニックコットン:

 化学的な処理を最小限にしているため、植物特有の酸っぱい匂いが残る場合があります。

2. 製造・輸送時の外部付着臭

衣類の製造工程で使用される、染料・防虫剤・機械油などのにおいが、完成後も残っていることがあります。

また、稀に製品の輸送中などに、外部のにおいが付着してしまう場合もあります。

特にウールやシルクなどの吸湿性が高い天然繊維は、その構造上、周囲の匂いを取り込みやすい性質を持っています。

3.カビ臭

衣類の収納場所の湿度が高いと、カビ臭が発生することがあります。

北向きの部屋や、外壁に接した壁面、結露しやすい収納場所で衣類を保管する際は、特に注意が必要です。

4.生乾き臭

洗濯後、長時間放置したり乾きにくい環境で干したりすることで、繊維内で雑菌が繁殖し発生します。

5.汗・皮脂臭

体から発生した皮脂や汗を細菌がエサとして繁殖することにより、特有のにおいが発生します。

新しい製品を開封した際に気になるにおいは?

 主に「1. 繊維そのもののにおい」または「2. 外部付着臭」が原因と考えられます。

【対策方法】においが気になるときのお手入れ

新しい衣類のにおいが気になる場合は、風通しの良い日陰に、2〜3日程度干すのが基本です。

(急ぎの場合は扇風機を当てるのも有効です。)

直射日光は素材によって色あせや生地の劣化の原因になるため、必ず陰干しをしてください。

それでも解消されない場合は、以下の方法をお試しください。

スチームアイロンの蒸気を当てる

アイロンを生地から1cmほど浮かせて、スチーム(蒸気)をたっぷり吸わせます。

蒸気がにおいの粒子を追い出し、殺菌・消臭効果が期待できます。

 ※生地のテカリや変質を防ぐため、アイロンを直接当てるのは厳禁です。

浴室に吊るす

入浴後の蒸気が残る浴室に、1時間ほど吊るします。蒸気がにおいを吸収してくれます。 

その後、風通しの良い場所でしっかり乾燥させてください。

 ※伸びやすい製品はハンガーの掛け方に注意し、平干しなどを検討してください。

それでも取れない場合はお洗濯を

必ず中性洗剤を使い、ぬるま湯で優しく「押し洗い」をしてから陰干しします。

 ※摩擦によるダメージを防ぐため、こすり洗いは避けてください。

 ※必ず各製品の洗濯表示をご確認ください。

少しでも、皆様が心地よくお洋服を纏うためのご参考になりましたら幸いです。

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