最近観葉植物を育てるのにハマっています。水をあげると新芽がどんどん伸びてくるのが可愛くて、すごくいやされます。
皆さん、どんな枕を使っていらっしゃいますか?
睡眠は人生の三分の一を占めています。枕があっているかどうかは、寝起きの体調にも影響してくる大事なポイントです。
最近は専門店もあるほど、色んな素材の枕が販売されています。昔ながらのそば殻やパイプ、低反発など種類はたくさんあるのですが、なかなか自分にピッタリ合うものを見つけるのは難しいですよね。
そこで今回は、身近なもので自分好みに調節できる「タオル枕」についてご紹介します。
タオル枕って?
タオルをかさねて高さや形状を調節する、手作り枕のことです。
聞いたことはあるけど使ったことはない。という方も多いのではないでしょうか。
私もそのうちの一人だったのですが、「真綿布団と腹巻で作った手作り枕を愛用している」という方の話をきいて、あらためて興味を持ちました。
自分好みに調節できるのも良さそうだし、簡単に作れそう!ということで、実際に使ってみました。
作ってみました
私は真綿布団を持っていないので、バスタオルと腹巻を使って実際に試してみました。
ポイントは、腹巻でタオルをくるむこと。寝ている間にタオルがばらばらになってしまうのを防げます。さらに重要なのは、シルク腹巻を使うこと。シルクのセリシンによる美髪・美肌効果が期待できるのです!
使ったもの:バスタオル、エヴァ 絹腹巻ロングサイズ
1、タオルをお好みの大きさに折りたたみます。バスタオルを何枚か重ねたり、タオルケットを使うなど工夫次第で大きさや寝心地を変えられるので、ぜひ色々と試してみてくださいね。
実際に横になって確かめながら形を決めていきます。寝返りをよくうつ方などは、横に幅が広い形にしておくと快適そうです。枕のちょうどいい高さは、”仰向け寝の場合は首の骨が緩やかなS字を描く状態。横向き寝の場合は、横を向いた時に首の骨が頭から背中にかけて真っ直ぐになる高さ”だそうです。
(参考サイト:【西川ストアONLINE】布団・寝具の通販サイト寝具のプロがおすすめしたい!正しい枕の選び方)
*あまり低くしすぎてしまうと、仰向けのときは良くても、横を向いたときに体の下になる側が圧迫されてしまいます。息がしにくかったり腕がしびれるような場合は高さが合っていません。かえって肩や首に負担がかかってしまうので注意してくださいね。
私はバスタオルを3枚重ねてコンパクトな形につくってみました。横向きで寝るには低いのですが、仰向き寝の私にはちょうどいい高さです。
2、形が決まったら、重ねたタオルを腹巻でくるみます。きれいにタオルをつつむためにはロングタイプの腹巻がおすすめです。腹巻の端が余る場合は中に折り込んで、完成!
中に入れるものによって、高さや硬さを調節することもできます。
マリーコットンシルク タオルケットで作ってみました。一般的な枕のサイズに近い形です。横向きでも快適に寝られるくらいの高さがあります。
わりとしっかりした硬さになります。
真綿布団でも作ってみました。一見すごく高くて首に負担がかかりそうですが、頭をのせるとふわっと沈んでちょうどよい高さになります。やわらかめが好きな方におすすめです。
使用感は…
普段は低反発の枕を使っています。高さがあるほうが好みで、枕を2個重ねて使うときもあるほどです。寝起きはいつも肩や首がこわばっているのですが、特に対策はしていません。
実際にタオル枕を使ってみると、普段高さのある枕を使っているだけにはじめはかなり違和感がありました。
タオル枕を使うと顔は上を向くので、スマホを見るのは難しいです。高い枕を選んでいた理由は、スマホを見やすいからだったんだということに気づきました。首に負担のかかる体勢で長時間過ごしていた事になるので、寝起きに肩コリ・首コリを感じるのも当然です。自分の悪い習慣を断つのに丁度いいなと思いました。
違和感がありながらも、あっという間に夢の中へ…。
翌朝、劇的に体が楽!とはいきませんでしたが、首・肩のあたりのこわばりが心なしかいつもよりマシに感じられました。それから1週間ほど使っていますが、腹巻きのおかげで枕がバラバラになることもなく、快適に使えています。
さいごに
自分好みのものを見つけるのがなかなか難しい枕。
普段大きくて高さのある枕を使っていた自分には合わないかも…?と思っていた手作り枕ですが、意外と快適に過ごせたのでびっくりしました。
枕自体をまるごと洗濯できるのも嬉しいポイントです。カバー(腹巻)も中身(バスタオル)も簡単に洗濯できる手作り枕なら、いつも清潔に保っていられますね。
私は意外と気に入ってしまったので、シルクの美髪効果にも期待してもうしばらく続けてみようと思います。
腹巻とタオルがあれば簡単に作ることができるので、みなさんもぜひ一度試してみてくださいね!
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