今年の梅雨はまだ明けそうにありませんが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか?
今回レポートする商品は、蒸し暑い夏でも気分良くお過ごしいただけるような「シルク100%無縫製ニット カラーフレンチ袖」と「麻100%風透るフレンチ袖」です。素材がシルクと麻で異なってはいますが形状が同じフレンチ袖と似ていますので、その違いを分かりやすくレポートしたいと思います。
※現在は、「アウトレット シルク100%無縫製ニット カラーフレンチ袖」が販売中です。(2019.7.24)
片袖部分が少しだけギャザーになっていますが、生地や着心地、全体的なシルエット等は同じです。
シルクと麻の違い
シルクも麻も昔から重用されてきた日本の風土に適した素材です。着物のことを思い浮かべたら分かりやすかったのですが、麻の着物は夏の間だけ出番がありますがシルクの着物は一年中使えます。
麻がシルクより優れているところは吸水性と速乾性です。汗をよくかく季節にはとても大事な要素です。一方のシルクですが、調温、調湿性に優れていて、特筆すべきはいつでも10%ぐらいの水分を保つ性質があるので肌から水分を奪われることがなく乾燥からお肌を守ってくれるのです。
また、夏といえば気になるのが紫外線ですよね。今回「麻100%風透るフレンチ袖」に使われている麻はラミーという繊維の細さが際立つものですが、同じ麻の仲間でもヘンプに比べると紫外線カット率はかなり低くなってしまいます。ラミーと比べればシルクの方が紫外線対策には優れています。
着用した感想
まずは私の体型ですが、身長152㎝と小柄ですがお腹やヒップ周りは年相応にしっかりしています。
小柄な分、トップスを選ぶ時は丈感が気になります。
「シルク100%無縫製ニット カラーフレンチ袖」
◇お気に入りなところ
・着用した時に感じる冷やっとした感触が気持ちいい
・お袖のところのデザインが可愛いのと二の腕の太さが気にならない形
・シルクならではの光沢感が上品な装いに映える
◇気になったところ
・アームホールが結構広めなので、そのぶん涼しいのですがインナーは必須です
「麻100%風透るフレンチ袖」
◇お気に入りなところ
・麻(ラミー)が驚くほどなめらかで、さらっとしていて着心地が気持ちいい
・アームホールが絶妙で、中に着ているインナーが見えにくい
・ボートネックですが首回りが開きすぎていないので冷えすぎない
◇気になったところ
・ワンサイズのため丈が私には長くて、インして着てもズボンの中でもたつく感じが気になる
お洗濯について
「シルク100%無縫製ニット カラーフレンチ袖」と「麻100%風透るフレンチ袖」ともに手洗いできます。
私はどちらも洗濯機の手洗いコースで洗いました。2つとも表を裏返してから、さらにシルクは摩擦に弱いので洗濯ネットに入れて中性洗剤で洗いました。
麻の方はあまり神経質にならなくてもハンガー干しで大丈夫でした。シルクは濡れた時の生地の重みで形が伸びてしまうことがあるので、少し形を整えてからハンガーではなく洗濯ポールにかけて日陰に干しました。
「シルク100%無縫製ニット カラーフレンチ袖」のシワが気になる時は、シワの部分に霧吹きをして当て布をしてから130℃ぐらいの低温でアイロンをかけてみてください。
さいごに
いかがでしたか?どちらのトップスもこれからの季節に大活躍してくれると思います。私は麻の方はそれ一枚で着るよりも写真のようにシャツのインナーや羽織りものの中に使うのが好きです。シルクの方は一枚で着ても存在感がありますし、アームホールが広くて本当に涼しいです。皆さまにも今年の夏は天然素材でおしゃれに乗り切っていただけたらと思います。
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