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2018.3.14 カテゴリ | ふぁみりぃコラム

【ベンガラ染め II 】 〜 手順編 〜

前回の”してみた編”では、ベンガラで染めた商品をご紹介しました。ここでは、「ベンガラ染めをやってみたい!」という方に、染めの手順についてご紹介いたします。今回実践した染め方は、全体染め・絞り染め・板締め絞り染めの3種類です。色を混ぜたり絞ったり様々な染め方で自由に染められますので、ぜひ実践してみてくださいね。

 

用意するもの

■ 染めたい衣類

■ 下染剤

■ 染料

■ バケツ

■ はかり

■ ゴム手袋

 

その他今回は、

■ 板締め絞り 木型

■ 輪ゴム

■ 紐(たこ糸)

■ ハケ

を用意しました。

 

 染める前のアドバイス

・染める前に下染めを必ずしてください。染料をよく吸い込み、色が定着しやすくなり発色よく染まります。

・染めたい衣類を十分に水に浸してから染めてください(汚れがある場合は、よく落としてから染めてください)。

・下染剤や染料はよく振り、水と十分に混ぜてから、衣類を浸してください。

 

下染め

【 Step.1 】

染めたい衣類の重さを計ります。

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【 Step.2 】

桶に水を張りよく水を染み込ませて軽く絞ります。衣類の重さに対し10倍の水の量を用意し、下染剤を入れてよくかき混ぜてください(下染剤の量:衣類の重さに対し3%)。衣類を入れて、2〜3分全体に染み込ませます。手絞りして、綺麗な水で2回すすぎ洗いしてます。数分間の脱水または、しっかりと手絞りをしたら下染めは完了です。下染め後は、濡れたままでも乾燥後でも染められます。

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【注意】

絞る際、生地が傷む恐れがあるので、捻って絞るのはお控えください。手絞りする場合は、乳搾りの要領で絞りましょう。

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全体染め

生地全体を染める、基本の染め方です。

【 Step.1 】

染まりやすくするために、下染め完了後の衣類を全体によく濡らしてやさしく絞ります。もし、水が染み込みにくいものであれば、お湯に浸してください。

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【 Step.2 】

衣類がしっかり浸かるくらいの水をバケツに用意し、染料を入れます。最初、染料が沈殿しているのでボトルをよく振り、少しずつ入れよく混ぜます。

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【 Step.3 】

衣類を入れて、1〜2分よく揉み込みます。よく揉み込むことで、染料がしっかりと付き色落ちもしにくくなります。

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【 Step.4 】

染料をよく揉み込むことで、だんだんと水が透明になってきます。さらに濃く染めたければ、もう一度染料を入れて、よく混ぜ再び揉み込みます。好みの色になるまで繰り返してください。乾くと色が薄くなるので、濃い目に染めておくのがポイントです。

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【 Step.5 】

好きな色に染まったら、しっかりと絞って乾燥させます。色落ちの原因となりますので、乾燥前の水洗いは決してしないでください。土分解される成分なので、余った水は排水または土壌に流していただいても問題ありません。

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【完成】

BL9A4695

 

絞り染め

布の一部を縛るなどの方法で圧力をかけ染料が染み込まないようにすることで模様を作り出す模様染めです。

【 Step.1 】

輪ゴムやたこ糸を使用し、下染め後の衣類の好きなところを好きな大きさに絞って留めていきます。

BL9A4256-2

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【 Step.2 】

基本と同じように染めていきます。下の染料は、紫陽花に古色を少し足したものです。

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【 Step.3 】

軽く絞って、ゴムをほどきます。

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【完成】

BL9A4785

 

 

板締め絞り染め

板締め絞り染めは、江戸時代に多く活用された絞り技法で、木板で生地を挟み、防染します。生地を屏風折りに畳み染めることで、連続した文様を作り出し、大胆なモダンな印象が特徴です。

 

【 Step.1 】

下染め後のストールを横長になるように屏風折りにします(今回は三つ折り)。次に、横長にしたものが正方形になるように屏風折りにします。

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【 Step.2 】

木型で上下から、正方形に折ったストールを挟み込みます(今回は、大玉の板締めを使いました)。万力で固定します。きつく締めるとはっきり防染でき、ゆるく締めると滲みができます。

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【 Step.3 】

板で防染していない部分を染めていきます。今回は、甜茶(左上)、紫陽花(左下)、鉄朱(右上)、藍錠(右下)の4色を使用します。

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細かい作業やいろいろな色を使用する場合は、色が混じらないようにハケで丁寧に塗っていきます。

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【 Step.4 】

万力を外します。外す前にできるだけ水気をよく絞ってください。

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【 Step.5 】

ゆっくりと広げ、乾燥をさせたら完成です。

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【完成】

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注意点

・色落ちを少なくするため、染めた後の衣類は一度洗ってから着用するようにしてください。

・染めた後の衣類は、1〜2回は他の洗濯物と避けて手洗いしてください。その後は洗濯機で洗っていただいて問題ありません。

・ベンガラ染めの保存期間は、未開封で1年(藍錠染めは6ヶ月)。開封後はできるだけ早く使い切るようにしてください。

・染料の成分に、天然ゴムラテックスを使用しています。アレルギーの原因であるたんぱく質を抑えたものを採用していますが、100%アレルギーを引き起こさないとは言い切れませんのでゴムアレルギーの方はお控えください。

 

まとめ

いかがでしたか?基本のベンガラ染めは、下染めから染め終わるまで、30分もかからず完成します。板締め染めは少しハイレベルですが、絞り染めが初めてのスタッフでも簡単に模様をつけることができました。においもなく、人にも環境にも優しいので、ぜひ一度試してみてくださいね。自分だけのオリジナル作品を楽しく作っていただけましたら嬉しいです。

 

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