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2017.10.11 カテゴリ | ライフスタイル

毎日摂りたい「酢ニンジン」簡単に作れます

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皆さんは「酢ニンジン」ってご存知ですか?
栄養満点でスーパーフードのにんじんを毎日食べたいと思っても、レパートリーが限られていてなかなか難しいですよね。今回ご紹介する「酢ニンジン」は一度作っておけば冷蔵庫で長期保存が可能でアレンジも多様な食べ物です。私は『壮快』(マキノ出版)4月号(2017年)で特集されていたのを目にしたのが初めてでした。それからは材料も作り方もとても簡単なので、にんじんがたくさんある時に作るようにしています。栄養不足だなぁと感じる時でもサプリメントに頼りすぎるのではなく、身近な食材で作った食品から健康を維持していければ、身体やお財布にも一番優しいのではないでしょうか。
まずは、にんじんと酢がそれぞれどんな健康効果を持っているのかを確認していきましょう。

 

にんじんは栄養の宝庫

にんじんは強い抗酸化作用を持つβカロテンの含有量が緑黄色野菜の中でも群を抜いています。そのため活性酸素除去や抑制に効果的で生活習慣病の予防に役立ちます。また、βカロテンは必要に応じてビタミンAに変換されます。それによって皮膚や粘膜の組織を正常に保ち、結果的に美白・美肌作りと感染症の予防効果が期待できます。ビタミンAは別名「目のビタミン」とも言われるように、目が潤いよく見えるようになります。
さらに、にんじんはカリウムを多く含み余分な水分や塩分を排出させる効果があり、血行促進効果のあるクマリンや造血に欠かせない鉄分なども含んでいるので、冷えの改善と冷えからくるむくみ解消に効果があります。また、食物繊維の中でも水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれていて、頑固な便秘解消と整腸作用が期待できます。

一方の酢にも血流改善効果があり、特に肝臓の解毒能力を高めます。にんじんが持つ酵素の生で食べるとビタミンCを破壊する働きを抑え、栄養の吸収をよくするといった働きもあります。つまり「酢ニンジン」は、にんじんと酢の相乗効果で体の内側から皮膚表面に至るまであらゆるところのアンチエイジングが期待できる食べ物なのです。

 

 『壮快』の酢ニンジンの作り方レシピ

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材料

・にんじん大2本(400グラム)※今回用意したにんじんは2本で300グラムでした
・塩小さじ1/2
・加工品ではない酢(穀物酢や醸造酢など)400~600ミリリットル※容器の大きさにより調整
・ハチミツ大さじ2

 

 

作り方

(1)にんじんをせん切りにします。その際、写真のスライサーのようなものでなるべく細くした方が味もよくしみますし食感も良くなります。
(2)せん切りにしたにんじんに塩を振り、よくもみます。にんじんの量に比べて、かなり少量の塩ですが、もんでいるうちにしんなりとして水分が出てきます。
(3)密閉容器にハチミツと少量のお酢を先に入れて混ぜておきます。そこに水分を絞ったにんじんを入れてひたひたになるまでお酢を注ぎます。

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冷蔵庫で保存します。

漬けて30分で食べられますが、時間をおいたほうが味がしみます。

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2~3週間は日持ちするので、大変便利です。残った漬け酢は、味を調えドレッシングにしたり、薄めて飲んだり、炒め物に回しかけたりして使い切るのがおすすめとのことです。決して使い回しはしないでくださいね。

 

酢ニンジンの応用編

・生サラダに添えて上からオリーブオイルを回しかける

・ポテトサラダやマカロニサラダにそのまま利用する

・ツナとマヨネーズと混ぜて黒胡椒をトッピングする

・塩もみした大根やきゅうりで甘酢漬けの酢の代わりに入れると色どりがきれい

 

さいごに

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今までにもありそうで知らなかった「酢ニンジン」は常備菜として冷蔵庫にあれば、お弁当の一品が足りない時にもとても役立ちます。とにかく色合いが綺麗なのでお料理のアクセントに使えると思います。そのままで食べたら酸っぱいと感じる時には応用する時に甘味になるものを足したり、オリーブオイルやココナッツオイルなどを混ぜることで食べやすくなると思います。アイデア次第で色々な楽しみ方ができると思うので、体の内側からアンチエイジングを目指してみてくださいね。

 

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