logo
メニュー
logo
メニュー
button
2018.12.19 カテゴリ | ライフスタイル

体に優しい生活をしよう 〜 年末年始の胃もたれ・二日酔いの予防 〜

topa年末年始はイベントや付き合いごとが多く、ついつい食べ過ぎてしまったり飲み過ぎてしまったりと、胃腸や肝臓に負担をかけてしまうことも多くなりますよね。そんな負担を少しでも減らす食べ方や飲み方をして、体を助けてあげませんか?今回は、胃もたれ・二日酔いの予防と対処法、さらに体に優しい食事についてお話ししたいと思います。

 

どうして胃もたれ・二日酔いになるの?

食べ過ぎたり飲み過ぎたりすると、胃での消化が間に合わなかったり、食べたものが腸へスムーズに送られなかったりと胃に不快を感じます。さらに、お酒を飲み過ぎることで肝臓でのアルコール代謝が間に合わず、アセトアルデヒドの血中濃度が高くなってしまいます。アセトアルデヒドとは、胸焼けや吐き気などを引き起こす原因です。これが身体に残ると、二日酔いが起こるといわれています。

 

アルコールの適量は?

厚生労働省の示す指標では、節度ある適切な飲酒は1日平均純アルコールで20g程度ということになります。20gとは大体「ビール中ビン 1本」「日本酒 1合」「チューハイ(7%)350mL缶 1本」「ウィスキーダブル 1杯」に相当します。

この指標を元に、ご自分やご家族の飲酒を一度振り返ってみてくださいね。

参考文献:厚生労働省 e-ヘルスネット ”https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-03-003.html”

 

二日酔いの予防

AdobeStock_172377821

ここでは、誰でも簡単にできる二日酔い予防についてお伝えします。

一つ目は、お酒を飲む前に固形物を胃に入れておくことです。枝豆でもお肉でもなんでもいいです。そうしておくことで胃の出口がいったん閉まり、お酒が胃にたまります。そして少しずつお酒を腸に送ることで、腸での吸収速度を低下させることができます。

 

二つ目は、お酒と同時に水を飲むことです。飲むお酒の量を抑えられますし、飲んだお酒が胃で薄められるため急激な血中アルコール濃度の上昇を防ぐことができます。さらに、アルコール類の利尿作用やおつまみによる塩分過多での脱水も防ぐことができます。

 

対処法は?

それでも二日酔いになってしまった場合は、まずは水分補給を。頭痛があるときも、脱水が原因の場合もあるので頭痛薬よりもまずは水分補給をしましょう。頭痛薬は胃を荒らす原因になるので、あまり飲み過ぎないように注意が必要です。

 

水分補給のポイントは、真水よりもスポーツドリンクやお味噌汁など、少し塩分が入っている刺激の少ないものを選ぶことです。また、胃薬も即効性があるのでおすすめ。それでも治らない場合は、医療機関に相談しましょう。

 

胃腸・肝臓をいたわる食事

AdobeStock_17921588

食べ過ぎや飲み過ぎたときは、胃腸や肝臓を休ませ修復させてあげることが大切です。胃腸をいたわって、体に優しいものを摂ってくださいね。

 

例えば、主食にはお粥やうどんなど消化の良いものを、副菜には食物繊維が少ない野菜(じゃがいも・かぼちゃ・人参など)や、柔らかく煮込んだものを摂りましょう。他にも、たんぱく質は良質のものを摂ること。おすすめは、高たんぱく低脂肪のお豆腐や脂の少ない肉類(ささみ、赤身肉など)、白身魚です。たまごも消化吸収は良いですが、適度に加熱して食べましょう。生たまごは避け、半熟ゆでたまごや茶碗蒸しがおすすめです。

 

お酒を飲み過ぎた時は、アルコールの分解を促進してくれるタウリンを多く含むあさり、たこ、いか等がおすすめ。また、アミノ酸を多く含むしじみも肝臓の働きを良くしてくれます。おすすめの調理法は、煮汁までいただけるしじみのお味噌汁。しじみはタウリンを含むだけではなくオルニチンというアミノ酸も多く、肝臓の働きを助け、疲労回復に効果があると言われている食品です。是非、お試しください。

 

また、控えたい食品として、香辛料の多いコショウや唐辛子、食塩の多いもの、甘みの強いものは胃を刺激して胃酸の分泌を促進させるので注意しましょう。

 

さいごに

いかがでしたか?ついつい食べ過ぎたり飲み過ぎたりしてしまう時もありますが、ほどほどにして年末年始を気持ちよく過ごしましょう。

 

合わせて読みたい記事

 

Lifestyle

ライフスタイル
ライフスタイル記事一覧

Letters from Users

お手紙紹介 お手紙一覧